捜査ファイル30 ページ30
怪盗レトルトに言われて思わず一歩後ずさる。
それを見て怪盗レトルトは嬉しそうににんまり。
「あらーあんまり知られたくないことやったんかなー？」
「なにどうしたのレトさん。」
私と怪盗レトルトの間に流れる空気が変わったことに気づいたつわはすさんが焦りを浮かべながら間に入る。
そんなつわはすさん越しでも私のことをずっと見つめ続ける。
声が出そうになるが抑える。
ここで声を出したら怪盗レトルトに負けだと言っているようなものだ。
「……んーん、なんでもあらへんよ。」
「ほんと？」
「ちょっとAちゃんが面白かっただけやから。」
からかっちゃった、なんて軽く言われるがそんな軽いものじゃない。
私の視界の端に入ってきたP-Pさんが苦笑いを浮かべる。
「ごめんね、レトさんたまに意味わかんないぐらい怖いときあるから。」
「……そうみたいですね。」
私のこの言葉を最後に狭い個室に沈黙が流れる。
そのとき急にドンドンと、ドアを叩かれる音。
「すいませーん、警察なんですけどー。」
「なんで君が声かけしてんの？おかしくない？？」
聞こえてきたのは私が小さい頃から聞いていた声と、すごく懐かしい声。
「裕太と、」
「アブさん……」
なんでいるんだ、とでも言いたげにつわはすさんが頭を抱えた。
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七瀬。(プロフ) - すごく面白いです( ；__；)更新待ってます！ (2020年4月19日 2時) (
レス) id: 63bc0d8925 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 更新待ってました！ありがとうございます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずん人間 - 更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: e3d1b187df (このIDを非表示/違反報告)
ハル - この作品本当に好きです (2019年10月14日 16時) (レス) id: d53fe340fe (このIDを非表示/違反報告)
乱麻(プロフ) - 更新待ってました、、有難う御座います、、 (2018年7月29日 16時) (レス) id: 57c8df0593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ko-kinn
作成日時：2016年5月15日 1時
