学園怪盗∞ PART２ (ページ21)

今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:987 hit

64 ページ21

━━━数日後。

理事長の誕生日パーティーが開かれた。

いつか「ね⋯ねぇ。あたしたちがこんなパーティーに出ていいのっ!?」

侯隆「気にするな。なんてったっておれ達はここの生徒なんや。どうどうとしてればええ！」

女生徒「きゃあっ♡ 横山様たちよっ！」

女の子たちが黄色い声を上げる。

麗華「━━あーら、皆さん。あたしの誕生パーティーにようこそ。まさか来て下さるとは思わなかったわ」

いつか「理事長！」

章大「おーお、あいかわらずすごいかっこ^^;」

亮「おいくつになったんですか？ ⋯ときいてはいけないんやろうな？」

麗華「⋯そうよ。それはきいちゃダメ」

いつか「⋯ねぇ、矢をつかわれたはらいせにあたし達を退学にしたりしないの？」

あたしは理事長に聞く。

麗華「冗談でしょ。あんた達みたいな楽しい遊び相手、そうカンタンに手放すもんですか！それより横山家の呪いは結局解けないままでしょ？このままだと横山家は没落よ、どうするの？」

亮「ああ、そのことか」

章大「それやったら大丈夫!!」

侯隆「おれたち３兄弟といつかの力を合わせれば、きっと呪いの力なんかに負けやしないで！そんなものはねかえしてみせるわ!!」

いつか「ぜったいにね」

あたしはそう言って理事長にウインクする。

麗華「━━そう、それは楽しみね。今回はやられたけど、今度は必ずあたしが勝つわよ！」

侯隆「いつか？」

あたしは高笑いしている理事長にそ～っと近づき

麗華「きゃあっ」

理事長のスカートを思いっきり捲りあげると、毛糸のパンツが丸見えになる。

いつか「はらー。本当に毛糸のパンツ、はいてんだー」

麗華「こ⋯この～。キーッ、お待ちなさーいっっ」

━━これからも

まだまだいろいろあるかもしれない。

そして、ピンチになったその時は

また学園怪盗∞が参上するかもね♡

END