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麗華「や⋯っ。助けて⋯っ。あ、あ、あたし泳げないのよっっ」
理事長が水の中でもがく。
侯隆「どうや理事長、少しは反省したか」
理事長「た⋯助けて⋯っ」
いつか「ね⋯ねえ、侯隆。理事長、本当に泳げないんじゃない？」
麗華「た⋯す」
理事長が沈みかけるのを見て
いつか「こ⋯このままじゃ理事長がおぼれちゃうわ!! あたし、助けに行ってくる!!」
侯隆「待てっ！ いつか!! ワナかもしれないで!! いつか!!」
侯隆が呼ぶが理事長のもとへ行く。
侯隆「ち⋯っ」
いつか「理事長！ しっかりしてっっ!! 今ロープをはずすから!!」
理事長「た⋯助けて⋯っおねがい⋯っ。きゃああ、助けて⋯っ。死んじゃうっ」
理事長があたしに抱きつく。
いつか「ち⋯ちょっと理事長っっ。そんなにしがみつかないでっ。おちついてっ。でなきゃ２人ともおぼれちゃう⋯」
しまった⋯！
ロープが足に⋯!!
あたしは理事長と一緒に水の中に沈んでしまう。
侯隆「いつか⋯? おいっ！ いつか⋯!!」
助けて⋯。
侯隆━━!!
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作者名：ワカ | 作成日時：2018年10月28日 14時
