怪盗物語　〜７vsBEST〜　”２”

ストーリー★６０ ページ10

・


・


・


あ「いひゃいんれすへど(痛いんですけど)」


宏「正直に言った方が自分のためだよ？」


あ「ひゃだ(やだ)」


宏「(＾＾)」


あ「なひゃまをうりゅなんてことぜっひゃいひないから


(仲間を売るなんてこと絶対しないから)」


宏「・・・。


ふぅーん。まぁ、その判断は人として正解だけど


時と場合によっちゃー、不正解だよ」


・


・


と言って、パッと手を離してくれる。


たぶん赤くなってるであろうほっぺを触ろうとしたら


宏「ちなみに今は不正解ね」


と、ほっぺに伸ばした手をつかまれ


グッと体を押され顔のわきに固定される。


・


・


あ「・・・ほ？」


・


今、見えているのは天井の白い壁紙と蛍光灯。


そして、後ろは狭い倉庫室になぜかあるテーブル。


・


宏「ほ？ってなんだよ(笑)」


あ「冗談きついって！テーブル痛いんだけど！！」


宏「あはは」


あ「体勢きっつ・・・」


宏「どこがきついの？ここ？」


あ「やめっ、ちょっ、くすぐったぃ！！」


宏「じゃあここ？」


あ「あははははっ！やめてっ！ムリっ！！」


宏「笑いすぎだろ(笑)」


あ「やっ、やめっ、あっははは！！」


「薮〜？なにしてんの〜？」


宏「コチョコチョ(笑)」


「笑いすぎじゃね？」


宏「だよね(笑)」


あ「もっ、ムリっ」


宏「あ、死んだ(笑)」


「あーあ(笑)」


宏「あ、光。お願いがあるんだけど」


「ん？」


宏「ちょっと外出てくれない？」


「つまり、ここからいなくなれと？」


宏「うん」


「了解。あんま勝手に動いてボスに怒られんなよ？」


宏「はいはい」

ストーリー★６１→←ストーリー★５９

ラッキーJUMP

岡本圭人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す