怪盗物語　〜７vsBEST〜　”２”

ストーリー★８４ ページ37

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「クスクス、変な生き物〜(笑)」


「「クスクス」」


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誰かが、話してる・・・？


小さい女の子の声・・・。


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あ「ん・・・。」


「あ、起きたぁ(笑)」


「「報告しなきゃ(笑)」」


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目を開ける前に出ていった、たぶん女の子。


横を見ると、裕翔がすやすやと寝ていて・・・。


とりあえず、起こすか・・・。


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あ「裕翔？」


裕「・・・っつ・・・。」


あ「大丈夫？」


裕「A・・・？」


あ「うん。」


裕「・・・ここ、どこ？」


あ「さぁ？」


あ・裕「・・・。」


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しばらく沈黙が続いた後に部屋の扉がいきなり開く。


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「女王様が呼んでるよ―」


「「でるよー。」」


「早くしないと怒らせちゃうよ？」


「「ちゃうよー」」


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やっぱり、かわいい声の持ち主は小さな女の子で・・・。


でも、この子たち・・・


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あ・裕「人魚？！」


「うるさいなぁ」


「「なぁ」」


あ「え、幻覚？！」


「んな訳ないでしょー」


「「しょー」」


裕「じゃあ・・・、とりあえず行く？」


あ「そうしよっか・・・。」

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ラッキーJUMP

岡本圭人

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