怪盗物語　〜７vsBEST〜

story★４５ ページ45

あ「いっらしゃいませ、ご主人さま♪」


「いらっしゃいでーす♥


てか、Aちゃんめちゃくちゃかわいいねぇ♥」


あ「ありがとうございます＾＾」


・


き・も・ち・わ・る・い！！


なんなんだよ、こいつー！！


そういえば涼介は？


・


涼「ご主人様、コーヒーに砂糖入れます？」


「う、うん///」


涼「じゃあ、いいところで『涼ちゃん好き♥』って言ってくださいね♪」


「は、はいっ///」


・・・


「りょ、涼ちゃん好きっ！！♥」


涼「わぁ、うれしい♪


ありがとうございます＾＾


では、ごゆっくりどうぞ＾＾」


・


おっさん！！


赤くなってどうすんのっ！！


今目の前にいるやつ男だよ！！


男に赤くなってどうすんだよ――！！


涼介も涼介で・・・


どこであんなこと覚えたんだよ・・・


こわ―・・・


・


「Aちゃーん！！」


あ「はーい」


・


パタパタパタ


・


「Aちゃんはどこに住んでるの？」


あ「個人情報ですよ＾＾」


「教えてくれたっていいじゃん♪」


あ「ダメです」


「じゃあ仕事終わったら楽しいとこ行かない？」


あ「・・・＾＾」


・


どこ触ってんだよ、このおっさん(-"-)


キャバクラじゃないんですけど・・・


気持ち悪！


・・・私、ここに来てから気持ち悪いって言ってばっかだ(笑)


・


あ「店長に言いますよ？


ブラックリストに追加しましょうか？」


「い、いいや。それは困る！」


あ「じゃあさようなら＾＾」


・


・


―仕事終了後―


あ「(-"-)」


涼「A−？」


あ「なに？」


涼「なにイライラしてんの。」


あ「だってターゲットはいないし、気持ち悪いし」


涼「まぁ、たしかに気持ち悪いおっさんばっかだったよな」


あ「最悪・・・」


・


ピロリロリーン♪


・


あ「メールだ・・・」


―――――――――――――
From有岡

本文：今から会えないかな？

仕事で色々あって、Aにすっごく会いたい。

ムリだったらいいんだけど、どうかな？

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