1 君とずっと ページ46
優吾side
優「・つ・・・。」
腕の痛みに眼を覚ます。周りを見渡すと豪華な家具に取り囲まれたベッドの上。
ホテル？
優「ここ・・どこ・・・？」
？「眼、覚めた？」
優「？」
？「あなた、ジェシーのお兄さんでしよ？」
ぼやけていた視点がクリアになった時、向かい側に立っていた人に俺は驚いた。
優「リグノー・・さん？」
リ「・・そう。」
優「日本語・・・」
り「ジェシーに教えてもらったの。」
優「そうなんですか・・・」
優「でも何で俺、こんなところに？」
リ「あなた・・・邪魔！」
優「へ？」
リ「ジェシーの前から消えて！！」
リ「私のジェシーなのに！！」
優「え？あ、あの・・・」
彼女は俺の事なんか目に入らないみたいに、今度は英語でまくしたてたけど俺には何を言っているのかさっぱりわからない。
けど、ものすごく俺に対して敵意を持ち、怒ってるのはわかる。
なんで・・？
するともう一つの部屋の扉からさっき俺を連れ去った外国人2人が出て来た。
リグノーが何かをソイツらにいっている。
リ「めちゃくちゃにしてやって。２度とジェシーの前に顔向け出来ないように」
英語で喋ってるからやはり俺には理解できなかったけど、リグノーが何かを言った途端、その外国人2人は俺の方に向かって下卑た笑いを浮かべて向かって来た。
なんか
これは
やばそう・・。
慌てて逃げようとしたけど、さっき嗅がされた薬のせいなのか足がもつれてベッドから転落した。
すると1人の外国人が笑いながら俺を持ち上げベッドに放り投げる。
1人が俺の両腕を拘束し、もう1人が俺の服を脱がせ始める。
それを見てリグノーさんは微笑みながら部屋を出て行ってしまった。
なんで？俺、あの人になんかした？
優「やっ・やめ・・・」
外1「可愛いね・・」
外2「早くヤって代われよ！！もう我慢出来ねー」
何を言ってるかわからないけど、唇を押し付けられ首筋に舌を這わされた時、これから何をしようとしているのか悟ってゾッとした。
身体をまさぐるその手に吐き気を催す。
あの日、あの先輩にされた事を思い出して身震いした。
そしてその件でジェシーに怒られたことも・・。
俺っていつまで経っても馬鹿だ。
あれだけ散々ジェシーに怒られたのに・・・
またこんな目に合うなんて・・・
優「嫌だ！！」
ズボンのボタンに手を掛けられた時
優「ジェシー！！ジェシー！！！助けて！！！」
俺は思わず叫んだ。
いるはずのない彼を。
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櫂(プロフ) - たぬをさん» 「手紙」そうなの、初作品なんですよねぇ。文章拙いですけど私も思い入れあります(^^)またああいうシリーズ物作れたらなぁって思ってます。学生さんの爽やかな感じね(^^)いいですよね。今ドロドロなんで笑。またたぬを様に喜んでもらえる作品作りたいです！ (2021年7月12日 1時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - たぬをさん» たぬを様ぁ。いつも見守って頂きありがとうございます！出会って1年以上経ちましたねぇ。今でも1番初めに頂いたコメント忘れられません。うれしかったんですよねぇ。ところで手紙シリーズ読み返して頂いてるなんてありがとうございます！ (2021年7月12日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
たぬを(プロフ) - ��沢山の人を引きつけるであろう文面にどれだけ心奪われているかっっ！これからも櫂様はわたしの癒しであり心の支えです。どうか体に気をつけて素敵な作品を沢山見せて欲しいです。長文失礼しましたm(_ _)m (2021年7月11日 20時) (レス) id: 31d9a0f904 (このIDを非表示/違反報告)
たぬを(プロフ) - �−ネ佑い弔眩播┐丙酩覆△蠅�とうございます。櫂様の作品は全て読みふけってます(*^^*)手紙シリーズも何度読み返してもキュンキュンしてしまってます。読み返してびっくりしたのが手紙シリーズが初作品という事！(すみません�△紡海�ます) (2021年7月11日 20時) (レス) id: 31d9a0f904 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventdさん» ventd様ぁ〜！！「手紙」シリーズから読んで頂きありがとうございます！そこが私のスタートだったのでホント感慨深いです。この2人は他の作品に較べて若干若いので可愛い感じで終わりましたけど、もう少し大人な展開で番外編の短編書けたらなと思ってます！お楽しみに！ (2020年12月10日 7時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年9月28日 19時
