ひまわり 6 〜 yarn for you 〜

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ジェシーside


今日はメッチャ緊張したなぁ。手汗、半端無かった。

でもその後のパーティーも関係者への挨拶も、失礼の無い
程度に早く終わらせ急いで帰って来た。


だって優吾に一分一秒でも早く会いたい！

おっきな仕事が入った事、褒めてほしいんだもん！


でも・・・

ジ「もう寝ちゃったかな・・・」

案の定リビングに優吾は居なくて。

今日遅くなるって言っちゃったからな・・・



取り敢えず自分も風呂に入り、優吾が寝てる背後から布団に潜り込んだ。

あわよくばこれで目ぇ覚めてくれないかな・・・

そう思いながら、そっと優吾の顔を覗き込んだら、ばっちり目が合った！！


ジ「わあああっっ！！！！」

期待はしてたけど、まさか本当に起きてるとは思わなかったからびっくりし過ぎて大声が出てしまった。


ジ「ご、ごめん！まさか起きてると思わなくて・・」


優「・・・起きてちゃワリーのかよ」


あれ？不機嫌・・・


優吾はすぐにプイッと顔を背けてしまった


ジ「えぇ〜、なんで機嫌悪いのぉ？」


優「別に・・・」


ジ「別にって・・・ねぇねぇ、優吾ちゃぁ〜ん」


ギュッと抱きつくと、腹にいきなり肘鉄。


ジ「いってー！な、何ぃ〜？俺、なんかしたぁ？」


優「うっせ！俺は寝るの！邪魔すんな！」


ジ「なんなのぉ〜？俺、早く優吾に会いたくて一生懸命早く帰って来たのにー！！」


優「・・嘘つけ・・・・嫌い・・・」


ジ「HE？」


優「ジェシー嫌い・・・デレデレしてっから・・・」


ジ「な、なんて？」


優「デレデレしてるお前が大嫌いって言ったの！！」


ジ「えええーーーっっっ！！！」


ジ「なんで？してないよおーー！！嘘でしよ！！」


優「してたもん、記者会見。嘘じゃないもん。嫌い！」


ジ「優吾お〜〜」


それでもめげずに、寝ようと背を向けた優吾にしつこく抱きつくと、またその腕を振り払われた。


ジ「優・・・」


半べそをかいているといきなり優吾が起き上がり、
驚いた俺をベッドに押し付けてそのまま身体の上に跨って来た。


ジ「HE・・・？」


　
　




　

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