2 ページ46
優吾side
どれくらい時間が経ったのか・・・。
急激な寒気に襲われて目が覚めた。
身体の芯が寒くなってガクガクと全身が震える。
あ・・・ヤバイ。
また熱が上がって来る。
悪寒てやつだ・・・これ・・・。
優「・・ふっ・・ん・・う・・・うぅ・・さむ・・
う・・・ん・・ふっ・・・ぅ・・・」
身体を思いっきり丸め、両腕で自分の身体をギュッと抱き締めて寒さが過ぎるのを待つ。
優「・・寒い・・・ょぉ・・ジ・・・」
ジェシーって言いそうになって慌てて口を閉じる。
あぁ・・・たったこんな短時間なのにこんなに会いたい・・・。ジェシー・・・。ジェシー・・・。
心の中でジェシーの名前を呼ぶとまたじんわり涙が出て来て、寂しさを紛らわす為に眼を閉じた。
すると
流れた涙を指で拭われ、額に柔らかな何かが触れて・・・離れた。
優「？」
一瞬布団がめくられ、外気を感じたと同時にベッドが沈む感じがして、すぐに温かな何かに全身を包まれる。
「寒くなっちゃったね・・・」
優「・・・ジェ・・シ・・・」
いつの間にかジェシーに抱き締められていた。
あぁ・・・あったかい・・・・。
悪寒が少しおさまった気がする・・・でも・・・
優「・・・だ・・め・・・」
ジ「大丈夫・・・大丈夫・・・我慢しないの」
後頭部を撫でられながら、優しく諭す様にそう言われて、気持ちが切れた。
優「・・ヒッ・・うぅ・・ん・・えっ・・え・・」
ジ「寒いんでしょ・・・。また熱が上がって来るかも。だからもう少し一緒にいようね・・・」
優「・・・ふぅ・・うっ・・う・・ひ・・んっ・・」
優「ホントは・・・ヒック・・・じぇし・・・」
ジ「うん・・・」
優「一緒に・・・」
ジ「うん・・・」
優「いて欲しかっ・・・う・・ん・・グス・・・」
ジ「うん・・・わかってる・・大丈夫だよ。一緒にいるよ・・・」
温かく大きなジェシーの胸に顔を埋め、長い腕で抱き締められると不思議な事に寒気は間も無く治まった。
熱が上がり切ったところでジェシーはベッドから抜け出し、アイスノンを取り替えてくれて・・・。
優「ありがとね・・じぇ・・しぃ・・」
俺は安心してそのままウトウトと眠りに入っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 467人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
櫂(プロフ) - トパーズさん» ホントホント。最近絡みが多過ぎて幸せなんだけど怖いっつーか。幸せ過ぎて怖いのか笑笑。なんだか私達振り回され過ぎじゃないですかぁ？(//∇//)そもそも供給が少なかったから、自己満で小説書き始めたのに笑。つまりサイコーです(//∇//) (2021年3月15日 0時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
トパーズ(プロフ) - 櫂さん» 公式病気なところが神すぎます、、、！！！！年明けてからygjc絡みえぐくないですか？笑笑 (2021年3月14日 22時) (レス) id: e08d4d5b77 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - トパーズさん» ああぁぁ〜。誕生日までのお話が予想以上に長くなっちゃって慌てました笑。私にしてはありえない速度でした笑笑。愛がいっぱい詰まってますのでいっぱい泣いて下さい(≧∀≦)ブログ見ましたよ。リアルでも愛が溢れてて私は卒倒してました。リアルには勝てん。 (2021年3月14日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - トパーズさん» ぬあぁ〜。北斗がいつも不憫ですみません！！ど、どうしてもこうなってしまうぅ・・。私の作るhkygはきっと狂愛になっちゃうと思うんですよ。普通の書きたいんですけど、hkの危険な色気が私にそうさせる笑。ほのぼのしたの書いてみたいね。hkygそろそろ笑。 (2021年3月14日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
トパーズ(プロフ) - うううううううこちのお誕生日似合わせてくるなんて（すぎて見てるのが悔やまれる( ;m; )）これまた、号泣。ってかずっと泣いてる(><)jcのブログ見ました？！ゆごじぇがゆごじぇすぎて尊死しました、、 (2021年3月13日 22時) (レス) id: e08d4d5b77 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫂
| 作成日時：2021年2月18日 18時
