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ジェシーside
優「ぁ・・!!」
押し倒して手首を掴むと先生は微かに声を漏らした。
そしてそんな彼の顔を覗き込むと驚きと恐怖の色が表れ、それでも毅然として俺を睨み、諫める様な大声を出した。
優「やめなさい!!!」
そんなのお構いなしにシャツに手を掛ける。
優「ジェシー!!」
俺が掴んでいた手首を外して、俺の胸の間に腕を差し込み思いっきり押し返そうとするけど、体格差は歴然でそんなの抵抗のうちに入らなかった。
優「あ・・やっ・・やめ・・・」
体重を掛けながら先生の衣服を剥ぎ取り支配して行く。
優「ふ・・ふざけるのもいい加減にしろ!!離しなさい!!」
ジ「は?ふざける?ふざけてなんかいませんよ。
先生・・これで俺のバイト代はチャラにしてあげます。」
にこりと笑いながらも笑っていない俺の据わった眼を見て、先生が怯えているのが手に取る様にわかる。
けれども必死になって
優「馬鹿な事はやめなさい!俺は先生なんだぞ!」
震える声でそう言って涙目になる先生にゾクゾクした。
ジ「AHAHA・・そんなのわかってますよ・・・。
でも学校にバレてまずいのは先生でしょ。
この動画もあるし、大人しくしないなら俺、先生に誘惑されたって言いますよ・・・」
はっとした顔をして、抵抗して力の入っていた身体の筋肉が明らかに少し緩んだから、先生の太ももの間にすかさず膝を割り入れた。
そのまま首筋にキスを落とせば先生の絶望感たっぷりの顔が横目で見え、瞼を閉じて涙を流すから親指で拭ってあげる。
優「・・もう・・・・これっきりだからな・・・・」
すっかり力の抜けた先生は、涙声でそう言って片方の腕で両眼を隠した。
ジ「ハイハイ・・・」
そう生返事をしたけど、心の中では「んなわけねーだろ」て思ってた。
手首を両側に開いてシーツに押し付け、柔らかな唇を奪う。
彼から発せられる例えようも無い甘い匂いに、あの
イライラと痺れるような感情を思い起こした。
この人を抱いて初めてわかったあのイライラの正体。
そうだ。
俺は先生に恋してるんだ。
あの笑顔を見た時から。
ずっと・・・。
でもそんな甘酸っぱい想いとは裏腹に、自分ではコントロール出来ないくらい心が疼いて、どうしようもなくなった感情を思いっきり先生のナカにぶつけた。
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櫂(プロフ) - (名前)こーじさん» こーじ様ぁ。私の拙い作品を読んで頂きありがとうございます(//∇//)とても嬉しい〜。こちらの作品は途中自分も辛くなってなかなかお話しが進まなくなった思い出深いものです。これからもこーじ様にハマって頂ける作品を作れたらなぁって思います(≧∇≦) (2022年4月12日 17時) (レス) id: 71bb51adba (このIDを非表示/違反報告)
(名前)こーじ(プロフ) - 最近、櫂さんの作品を見るのにハマっています‼︎今回の作品を見つけてやっぱり、櫂さんの作品に間違いはないなと思いました。それに、この作品めちゃ泣けました😭😢 (2022年4月11日 23時) (レス) @page34 id: f61fc3e8a4 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - たぬをさん» そんなそんな。たぬを様をメロメロに出来たら本望ですよ(//∇//)これからも振り回せるようにygみたいに筋トレして精進しまーす笑笑(≧∀≦) (2021年4月3日 21時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
たぬを(プロフ) - 嗚呼ああっっ櫂様の作品や櫂様からのコメ返しでメロメロにされてしまう(泣)まるでygのような櫂様に振り回されたいっっ(≧∀≦) (2021年3月28日 20時) (レス) id: 31d9a0f904 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - たぬをさん» とっても嬉しいのです(//∇//)これからもよろしくお願いします(^^)ドロドロは「鵺」の方で発散して行きます!笑。 (2021年3月28日 18時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫂 | 作成日時:2021年1月5日 21時