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優吾side
いよいよジェシーが帰ってくる日になった!
スゲーわくわくしてる自分がいる。
日本に帰って来てからジェシーがいない残りの時間結構キツかったなぁ。
でも、そんな事はジェシーに絶対言わない。
ジ「こぉーーーちぃーーーー!!!」
ゲートの向こうからジェシーが手を振って歩いて来た。
優「声デカイって。」
行きと同じやり取りをするとは、少し楽しくなってクスっと笑ってしまった。
優「ジェス!!!お帰り!!!」
笑顔でそう言うと、ジェシーは走って来て俺を抱きしめた。
優「ちょっと!!」
ジ「こぉちぃ〜。寂しかったよ。会いたかった」
グスンと鼻をすする音がする。
公共の場でヤロー同士が抱き合うなんて恥ずかしい事この上ないけど、久々に会ったジェシーは少し痩せていて仕事頑張ったんだなって思って暫くそのままでいた。
優「頑張ったね。1ヶ月!!」
ジ「途中こーちに来てもらっちゃったけどね。
AHAHAHA」
車に乗って自宅まで帰る。
ジェシーは珍しく助手席じゃなく、後部座席で口を開けて寝ていた。
こういう顔を見るとまだ高校生だなって思う。
海外で仕事するなんて凄いよな。俺の自慢の弟。
自宅に到着して、ジェシーを起こす。
優「ほら!起きて!風呂入っちゃって!その後ゆっくりご飯食べよ」
ジ「はぁ〜い」
ジェシーはふらふらと立ち上がり家に入って行った。
ポストを覗くと1通のエアメール。
ジェシーの笑顔の写真に吹き出しで
「こぉちぃ〜。もう少しで帰るから寂しがらずに
いい子で待っててね〜!!」だって!
優「オメーの方が先に帰って来てんじゃん。笑」
ジェシーらしいなと思って笑いがこみ上げて来た。
また賑やかな生活が始まるのが嬉しくて、ちょっとウキウキしながら俺も家に入った。
優「ジェス!ちゃんと靴揃えて入ってね!」
ジ「はぁ〜〜い」
fin
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん!コメントありがとうございます!作品読んで頂いてありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは!いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね?どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです!是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます!私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです!手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね! (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております!櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております!蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫂 | 作成日時:2020年6月19日 2時