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優吾side

ジェ「こーちのことが好きだからって言ったら?」
優「へ?」

俺の隣に座ったジェシーの真剣な顔が近付いて来て、俺は身動きが出来なくなった。

そして、俺にキス・・・ではなく俺の口の横を、ぺろっと舐めた。

優「!!!!!」
あまりの衝撃に口に含んでいたお菓子がジェシーめがけて噴射された。

ジェ「げっ!!!何すんだよー!!!」
優「それはこっちのセリフじゃっ!!!お兄さんをからかうんじゃない!!!もー!!! ////」
ジェ「お菓子ばっかり食べて、口の周りがお菓子だらけなんだもん!子どもかよ!!!」とりあえずティッシュで顔を拭くジェシー。
優「うるへー!!!」
ジェ「あーあ。顔洗ってこよ。」

立ち上がるジェシーを眺めて、ちょっとドキドキした自分がいた。あんなんされたら女子はいちころだなぁ。
優 ( それにしてもなんなんだよ。イケメンが真剣な顔すると破壊力ヤバイんだからやめて欲しい。ホント。
でも、フツー男の口の周りなんか舐めるか?兄弟だから?アメリカ式????好きだからって言うのはなんだ?ジョーク??? )


ジェシーside

洗面所で顔を洗いながら、俺は焦っていた。

ジェ (あー。ヤベーヤベー。本音がついポロっと出てしまった。
顔を近付けてキスしてしまおうと思ったのに、こーちの不安そうに揺れる瞳が視界に入ってしまった。
こんな顔させちゃいけないっていう理性が働いたよね。
咄嗟に唇の横を舐めたけど、それはそれでヤバイなぁ。苦しい言い訳をしてしまった。
そういう点では鈍感こーちで助かった。お菓子吹き出されたのはちょっとなんだけど。

それにしてもこーちの瞳はヤバイんだ。
長い睫毛に黒目が大きくて吸い込まれそうになる。
伏し目がちなのも好きだし、下から見上げられても困る。胸にくっとくるんだ。いやキュン?かな。
そしてあの、柔らかそうな唇。
はぁ〜〜〜。キスして〜〜〜。

・・・俺、こんなんでこれからやってけるかしら。)

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(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん!コメントありがとうございます!作品読んで頂いてありがとうございます!とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは!いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね?どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです!是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます!私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです!手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね! (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております!櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております!蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年6月19日 2時

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