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ジェシーside
大泣きしたこーちは翌日眼をぱんぱんに腫らしながらこう言った。
優「ジェシー、昨日はありがとう///。俺たちはこれから2人で生きて行くんだ。頼りない兄だけどよろしくな！」
昨晩、大泣きしてそのまま寝てしまったこーちをお姫様抱っこしてベッドに連れて行った。ベッドに寝かせると子供みたいに丸まって眠る。そんな姿を見ていたから、子供が頑張って宣言しているみたいだし、ビジュアルが別人過ぎてつい大笑いしてしまった。
優「何笑ってんだよ！！！」
ちょっと怖そうなヤンキー風に言うから余計笑ってしまう。
ジェ「こちらこそよろしく！！！お兄ーさん！」
そう言うと
優「おうっ///」て照れ笑いをした。
良かった。少し元気が出たようだ。
俺の親たちはそれぞれ身寄りがなかったから、2人で生きて行くという選択肢しかなかった。
俺にはその方がありがたかったけど。(いかん、いかん)
そう俺は昨晩の一件で気づいてしまったのだ。
こーちに惹かれている事に。いや、大、大、大好きな事に！
入学式で初めて会った時、彼に一目惚れしていたのは言うまでもない。
ドキドキするのも、胸が締め付けられるのも全部 恋心から来るものだった。
みんなと、一緒にいるのを見てイライラするのは嫉妬だとわかった。
今まで何人かの女子と告白されて付き合って来たけど、楽しい！幸せ！って感覚しかなかった。
だから、自分から人を好きになるって事がこんなにも切なくて苦しいものなんだっていうのがわからなかったのだ。
優「ねーねー。この番組録画してたっけ？後でも一回見たい」
テレビを見て大爆笑してるこーちに話しかけられて昔の思い出から現実に引き戻されふと我に帰る。
ジェ「してるよー。」
優「ふぇんきゅー」 お菓子食べながら返事すんな！
ジェ「お菓子食べすぎなんだよ」」
優「わかってるよー」
ジェ「もうよこしなさい！」
優「やだ！」
取り上げられそうになって、慌てて残りのお菓子を頬ばるこーち。ホントこういうところガキだな。
ソファーの、横に並んでこーちの横顔をじっと見る。お菓子の入れ過ぎで頬をふくらませながらもぐもぐしてる。
優「何？」
ジェ「ん？別に」
優「お前さぁ、昔っから俺の顔じっと見るよな」
ジェ「・・・」
優「・・・だ、黙んなよ」
ジェ「こーちのことが好きだからって言ったら？」
優「へ？」
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん！コメントありがとうございます！作品読んで頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは！いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね？どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです！是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます！私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです！手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね！ (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております！櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております！蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年6月19日 2時
