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ジェシーside
帰りの時間。道路から校庭を見るとどうやら彼はサッカー部らしく、今度は練習着に着替えてグランドを走っていた。監督はまだ来てないようでみんな自由に練習している。
彼は「こーちボール！こっち！こーちこっちこっちこーち！笑笑」てみんなにいじられ笑われている。
こーちって名字なのかな？
彼は「うっせ！！！」て言いながらヒャヒャヒャて笑っていた。
金網越しにじっと見つめていたら彼と目が合った。
慌てて目を逸らす。
気まずい感じがして、小走りで帰った。
ジェ「ただいまー」家に帰ると珍しく父さんが居た。
こんな早い時間に？
ジェ「どしたの？珍しいね。こんな時間にいるの」
すると
ジェ父「すまん、ジェシー。突然なんだけどお前に合わせたい人がいるんだ！」
と切り出された。
嫌な予感しかしない。うちは父子家庭だ。父さんはアメリカ人、母さんは日本人。
母さんは数年前に病気で亡くなり父さんは男手ひとつで俺を育ててくれた。
黙っていると
ジェ父「結婚したい人がいるんだ」
やっぱりね。
ジェ「ふーん。別にいいんじゃない」
父さんと2人の生活に慣れてしまっていたから、今更他人が入ってくるのも面倒だけど、父さんがそうしたいなら反対する理由もない。俺だって父さんには幸せになってもらいたいから。
ジェ「で、いつ会えばいいの？」
ジェ父「実は今日の19時にうちに来る予定なんだ///」
ジェ「はぁ〜？」
「いきなりだなぁ。俺が反対したらとか思わなかったのー？こんな突然ぶっこんできて」
ジェ父「お前は反対しないと思ったよ笑」とウインクして見せる。
「今日は父さんの美味しい手料理でもてなすんだ〜」
だから早く帰ってきたのか。
ジェ「まぁ、いーけどさぁ」
「俺、着替えて来るわ」
〜 〜 〜 〜 〜 〜
しばらくしてピンポーンとチャイムが鳴る。
ジェ父「は〜い！」ウキウキした声で玄関に向かっていった。わかりやすいな。
ジェ父「さ、どーぞどーぞ！」て、父さんに手招きされて小柄な可愛いらしい感じの女性が入って来た。
すごくいい感じの人だ！この人ならって思った次の瞬間。
俺の時間が止まった。
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櫂(プロフ) - ヨッシーさん» ヨッシーさん！コメントありがとうございます！作品読んで頂いてありがとうございます！とっても嬉しいです(^^)さて、ここでは詳しくは言えませんがヨッシーさんが18歳以上であれば、「設定」の1番下の方の設定を変えて頂ければ「手紙2」もよんで頂けると思いますよ。 (2020年9月17日 7時) (
レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー(プロフ) - 櫂様へ はじめまして、こんばんは！いつも素敵な作品を読ませていただいておりますm(__)m『手紙2 〜君への想い〜』はR指定なのですよね？どうしたら読む事が出来るのか教えていただけたら嬉しいです！是非宜しくお願い致しますm(__)m (2020年9月16日 23時) (レス) id: c200c5a351 (このIDを非表示/違反報告)
櫂(プロフ) - ventさん» ventさん、暖かいコメントありがとうございます！私の拙い作品を読んで頂いて本当に嬉しいです！手紙は1番初めに書いた作品で読み返すと至らない点もあるのですが今回どうしても続きを書きたくなってしまいました。楽しんで頂けたら幸いです。今後も更新頑張りますね！ (2020年8月5日 1時) (レス) id: 7e2afa0867 (このIDを非表示/違反報告)
vent(プロフ) - その後を読むことができて嬉しいです。緋色の月、ひまわりも読ませていただいており日々癒されております！櫂さんの書かれる少し切なくもある暖かい文章が大好きです。更新楽しみにしております！蒸し暑く過ごしにくい時期ですがご自愛くださいませ。 (2020年8月4日 23時) (レス) id: 2876756369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫂
| 作成日時：2020年6月19日 2時
