小学生じゃない ! 【 K.M 】

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　そう、


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　君が


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　俺たちの会話を


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　聞いてるなんて


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　知らずにね。


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「 俺はあ、もっとふわふわしてて女の子らしい子が好きなの ! 」


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　 いやいや

　そんなの大嘘に決まってんじゃん。

　普通

　あのメンバーの前で

　Aがスキ !

　なんて言える？


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　無理無理。


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　まず

　嶺亜と恵が

　何かしらの形で

　他の友達とかにバラす。

　その時点で

　俺の恋終了だな、うん。


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『 ん〜、そっか。 』


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　え、なんか

　勇太の回答

　ちょっと意味深じゃないですか。

　気のせい？

　だったらいいな。


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『 あ〜、そういえば、あらんの好きな人って誰よ。 』


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『 え。 』


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「 えっとね〜♪2組のｈ 」


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『 牛 ! 』


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　あらんから

　チョップ飛んできた !

　痛い !


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　じゃなくて


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「 誰か牛だああああああああああ !!! 」


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　変なあだ名

　ふ ! や ! す ! な !


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『 まちゅくらの牛パジャマ可愛かったよ ♪ 』


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「 萌え袖してんじゃねえよ、女子 ! 」


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『 ふふん ♪ 可愛いでしょ ？ 』


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　嶺亜が

　気持ち悪い。←


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　男のくせに

　ぶりっこ !!


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　そんな女みたいになりたいなら

　もう少し身長くれ。


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『 あ、そういえばさ 〜 ♪ 』


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　嶺亜が

　声を1トーン高くさせて

　ぱっと立ち上がった。


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『 今度の文化祭で、僕たちのクラス、仮装大会することになったんだよね 』


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　まった

　それ初耳。


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『 で〜、もうみんなの衣装決まっててね ♪ 』


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　うん、

　まじで待て。


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『 まちゅくらは牛さんね ♪ 』


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「 はああああああああああああああああああ !? 」


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