酒は飲んでも飲まれるな ページ31
昨日の件もあり、今日もあちこちで修繕が行われている
A:ハァコレで一段落つi……その顔、呑みましたね
第7の暖簾をくぐると第8の連中と紺炉と笑顔の紅丸がいた
紅丸:今ぐらいいいだろ
A:いいですがw何とかならないんでしょうか?その顔ww
アカン 笑ったらあかんのやけど……
森羅:あの、桜榮中隊長
A:なんだ?森羅
森羅:怪我させてしまいすみませんでした
森羅は綺麗なお辞儀をした
紺炉:森羅、その事は気にしなくていいぞ
紅丸: あおはてめぇの蹴りまで読んであそこにいたんだ
武久:どういう事ですか?
A:自分で言うのもなんなんですが始めから全部わかっていました。伝導者が矢を放つ事から矢を森羅が蹴り飛ばす事まで全部読んだ上であそこに魔法陣を出しました。
あそこに入れば炎切れになっても矢が飛んでくるからそれを捕まえて安全に降りようと考えていたんだけど…ハハハ
紅丸:笑い事じゃねーよ。
A:生きて帰ってるんだからいいじゃないですか。因みに紺さんが能力使いかけて梯子から落ちるのも予想していました。
俺は紺さんの方を見たが紺さんはバツが悪そうに視線を逸らした
茉希:ほとんど全部読んでるなんて
環:すげぇ
A:だから謝らなくていいよ。まさか矢があんなに早いと思わなかったし。
森羅:はぁ
A:若を助けてくれてありがとうございます。
森羅:いつでもどこでも駆けつけるのがヒーローです!!
ま、森羅の蹴りは賭けだったがな
紅丸:そういえば、てめぇらが捜している奴、こいつだ
(。´・ω・)ん?なんの話だ?
秋樽:この前渡した資料は読んでいただきましたか?
A:あぁ、全部ではありませんが読んではいます。
秋樽:それは良かった。
話をまとめると二年前の不審な火災が起こり、その遺留品を取りに来た会社の場所が
俺の家だったそうだ
―――駄菓子屋さくらざか―――
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作者名:撫子かみと | 作成日時:2020年1月26日 1時