人は普通の生活の中で異常を願い、異常な生活の中で普通を願う ページ4
あー食った食った
それにしてもこの新作美味いな
なんかこうやみつきになる味
ヒナタ:このクッキーうめぇ
ヒカゲ:今まで食べたことない味たぜうひひひひ
ヒナタ、ヒカゲにも好評だし
A:中の餡子がいいなぁ
:良かったぁ
と、その時俺の平穏が終わる合図が……
カンカンカンカン
:火事だァァ
:助六夢通りで焔ビトだぁ
あー今日もか
A:すみません、ツケでお願いします ヒナタ、ヒカゲ危ねぇーから終わるまで店から出んなよ
俺は焔ビトの方に向かって全力で走った
A:ちょっと道を通してくれ
(・д・)チッ人が多い 屋根に登るか
俺は路地に入りそこから屋根に登った
ビュービュー
あそこか
風が強いなぁ この方向だと人通りの多いところにも火が回る。早くしねぇと
横風に押し倒されそうになりながらも忍者のようにヒョイヒョイっと屋根の上を走っていった
到着
結構燃えてんなぁ
隊員:あおどーなってる
A:5件先まで全焼だ。 焔ビトは見つからん。 火が回りそうな所に野次馬が沢山いる。それを安全地帯まで誘導してくれ。俺は火を消す
隊員:分かった
俺は目をつぶり、両手のひらを火のほうに向け
A:火は俺が全て吸収する
その瞬間炎は俺の手のひらにどんどん吸収されて行った
???:おい、あお、焔ビトはどこにいる
おせぇーよ紅
A:分からん見た感じ公園の方じゃないですか？
紅丸:おー そっちは任したぞ！
A:あいよ
紅は纏に乗って飛んでいった
いいよなぁ、俺もあんな風にかっこよく乗れたらなぁ
5分後
A:こんなもんか さて、状況把握しに行くか
俺の仕事は紅のような弔いではなく、周囲に燃え移った炎を吸収したり消火後に状況把握をし、鳶担当の奴らに指示をすると言った裏方の仕事だ
A:そこの纏取ってくれ
纏を手に取り先程吸収した炎を纏に付けて紅が乗っているような感じでは無く魔女が座る様なあんな感じで俺は現場へ向かった
壊すよりも直す方が大変→←好きだから行くのではないそこにあるから行くのだ
- 金 運: ★☆☆☆☆
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作者名：撫子かみと | 作成日時：2020年1月26日 1時
