集まる炎 ページ20
森羅:大丈夫ですか?
紺炉:ああ……このくらいしばらく体を冷やして安静にしてりゃ問題ねぇ 全く、若は聞かん坊だからなぁ……いつまで経っても変わらねぇ
森羅:紺炉中隊長のその身体……何があったんですか?
紺炉:発火限界を迎えてなお能力を使い続けると体が灰化する 全部俺の力不足だ
森羅:新門大隊長は何か悔いている様子でした。
紺炉:若は何も悪くねぇ……
と、紺さんは起き上がろうとしていた
A:安静にしてください
紺炉:若は何も悪くねぇんだ 聞いてくれるか?2年前の事だ
2年前……浅草に焔ビトが大量発生した件…俺の第2世代能力が開花した件でもある
それは一言で言うなら地獄絵図だった
色んな所で焔ビトが発生してるだけでなく、外からも焔ビトが入って来ていた
A:おい!誰かいるか!
その時、俺は逃げ遅れた住人を救助していた。
A:誰もいないか ほかの所探しにi……
崩れかけている家の前で泣いている子を発見した。
A:おい、何やってる?早く逃げろ!
子供:やだ!まだ中ににぃちゃんがぁ
嘘だろ
A:仲原ぁー
近くに居た隊員を呼んだ
A:この子頼む
仲原:あお、まさか……
A:そのまさかだ! おい、お前の兄ちゃんの名前なんて言う?
子供:(;д;)ヒック……かずま
A:俺がお前の兄ちゃん助けてくるから大人しくそこのお兄ちゃんと待ってろ
子供を仲原に預け、炎の中に飛び込んでいった
A:おーい!かーずまぁー
暑っつい どこだ??
???:(泣声)
どこから聞こえる? あの奥か!
炎をかき分けて子供の元に着いた
A:大丈夫か壱馬? 今、助けてやるからな
子供を抱えて外を目指した。
パチ、パチ
外で待っている仲原の姿が見えた
その瞬間
ガタ
やばい!
A:仲原ぁー受け取れ!
咄嗟に子供を外に投げ、視界が真っ暗になった
気が付くと周りは明るくなっていた
A:……って……は!
街の風景を見て絶句した
A:なんだこれ……
街は殆どの焼けてすぐそこには隕石が落ちたんじゃないのかってぐらい大きな穴が空いていた
A:人の居るとこに行かないと……いっ
服に火傷が擦れた
A:誰か近くにいない……紺さん!紅!
そこには瓦礫にもたれかかっている紺さんと紺さんを心配している紅を見つけた
俺は2人にゆっくり近づいていった
分解し合わさり、型は変わるが根底は変わらない→←重要人物がいない所で会議は踊り、進む
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
79人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:撫子かみと | 作成日時:2020年1月26日 1時