エスコート ページ7
Aside
外に出るとそこには黒い車が1台止まっていた。
『うへー。ベンツ!!』
運転手「A様でしょうか?」
『?はい』
運転手「それはよかった。快斗様をお迎えにあがった後、A様のお家にお迎えにあがろうと思っていたのですが、その必要はなさそうですね。どうぞ」
そういいながら車のドアを開けてくれる運転手さん。
ありがたい。
『ありがとうございます』
私に続いて快斗も乗り込む。
そして、静かに車が発進する。
『かいとぉ』
快斗「ん?」
『パーティー楽しみだね』
快斗「お前踊れんのか?ダンスパーティーだぞ」
失礼な。ダンスパーティーだってことぐらいしってるわよ。
そのために昨日からめっちゃダンスの練習したんだから。
『ふっふっふ。驚くわよ』
快斗「へいへい。楽しみにしてますよー」
ほんとに楽しみにしてんのかね?
そうこうしているうちに会場についた。
運転手「どうぞ」
そういってドアを開けてくれる運転手さん。
今度は快斗から出る。
快斗「さ、お嬢さん。エスコートいたしますよ」
そういって手を出して私を車からおりさせる。
そして、そのまま私の手を自分の腕に絡ませて
歩き出す。
うわー。なんか恥ずかしい。
けど、悪くないかも。
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作者名:yui* | 作成日時:2016年5月6日 18時