ラブレター ページ3
Aside
学校に着いて下駄箱を開ける。
『おぉ。今日は4枚!!』
私は自分の下駄箱に入っていた手紙を出して読み出す。
青子「おぉ。ってAねぇ。ほんとにモテるのね。で、どうするの?返事!」
全部の手紙を読み終わって私はうーんと首をかしげる。
『どーしよっかな』
快斗「Aと付き合ったってなんもいーことねぇだろ」
ピンっと私にデコピンをしながら言う快斗。
『いてっ。もー!何すんのよ快斗!別に快斗と付き合う訳じゃないんだからいいでしょ!?』
快斗「好きにしろ、好きにしろ。俺はダメなんて一言も言ってないもんね」
あっかんべーをして廊下を逃げだす快斗。
『あ!快斗!まちなさぁーーーい!!!』
私は快斗を追って廊下を走り出す。
青子「ちょ、A!まって!」
*.
バンッ!
私は思いっきり教室のドアを開ける。
紅子「あら、Aさん。おはよう」
『紅子ちゃん、おはよ。快斗は!?』
紅子「黒羽くん?さぁ」
ったく。どこにかくれてるんだ?
ここの教室に入ったのは見たからどこかにいるはずなんだけど。
青子「まってよ、A。ふぅ。快斗は?」
息を切らせながら教室に着いた青子に聞かれるけど
『いなくなった』
青子「え!いなくなっちゃったの?」
『この教室のどこかにいるはずなんだけど』
すると、青子はあっ!となにかを思いついたみたい。
青子「いいこと思いついた!青子に任せて!」
なにかいい方法でもあるのかな?
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作者名:yui* | 作成日時:2016年5月6日 18時