【歌い手】Diva sacré ― Song of a first ― (ページ11)

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☆°｡・The nine talk・｡°☆ ページ11

～？？side～

あまり見かけない子だったから、気付かれないように尾行してたんだけど、

あの子、まさか今噂になってるあの怪盗集団の１人か？

黒来ナツメ…って、確か母親が音楽依存症《※シンク》で逮捕された子の娘だよな？

誰もいない廊下を歩きながら、さっきのことを考える。

後ろから近付いてくる影に気付かずに…。

アイツらの目当ては何なんだ？

一体何が目的…

ろん「知りたい？」

っ！！

この声、まさかっ！！

反射的に後ろを振り返ると、ニコニコ笑いながら俺を見ているさっきの子。

ろん「君、《符月凛》君だよね？」

りぶ「！…なんで俺の名前知ってんだよ」

コイツとは完全なる初対面、俺の名前を知ってるはずがない。

ろん「まぁ、そういう話は後でね。今は僕についてきてもらいたいんだ」

りぶ「はいそうですかって、ついてくバカがどこにいるんだよ」

犯罪者の一味についていく義理はない。

ここは隙を見て、逃げ…

ろん「━━ねぇ、音楽がある世界通り戻したいと思わない？」

りぶ「っ！何だよ、いきなり」

音楽がある世界……そんなの二度と来るはずないと思ってた。

りぶ「それと俺に何の関係が‥((ろん「君の中の奥に眠っている、“歌いたいという思い”それが、この世界を変える力になる」

歌いたいという思いが力に…。

ろん「ねぇ、僕達と一緒に音楽を取り戻さない？」

そう言い差し伸べられた手、この手を取れば、俺は世界を敵に回す。

でも、自由に音楽を楽しむ世界が欲しい…。

りぶ「…いいよ。」

差し伸べられた手を取り、自分の決意を固めた。

コイツらとなら、いける気がする…！！

一方、天月君は…。

96猫「ねぇ！タピオカ専門店までどのくらい！？wktk」

天月「んー…まだまだかなぁ‥？」

物で釣ってました。←←

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そろそろ、グループ(？)名を考えないと…。

何かいいのないかな―…( ´-`).｡oO

※シンク…音楽に依存している人のこと