☆ひまわり happy boy☆ (ページ33)

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勢いでAちゃんをベッドに連れてきちゃったけど…

さぁどうする海人？！

海人「と、とりあえず入ろっか」

A「うん…」

ダブルだから二人で入っても狭くはないはず。

…じゃなくて。

海人「あの…Aちゃん…」

A「ん？」

海人「もうちょっとそっちに寄ってもいいですか…？」

A「うん…いいよ//」

近付けば自然と抱きしめちゃうよね。

何度も抱きしめちゃったりしてるけど、ベッドの中だとまた違う感覚…。

A「あったかい」

そう言って俺の胸に顔を埋めるAちゃん。

もう限界です。

でも手を出してしまう前に言わなきゃいけないことがある。

海人「Aちゃん」

A「ん？」

顔を上げて俺を見るAちゃん。

近い…可愛い…。

海人「俺さ、好きだよ…Aちゃんのこと…」

ついに言ってしまった。

無言になるAちゃんを見て、やったな…と。

海人「信じてもらえないかもしれないけど、初めて会った時から気になってて。それからすぐ好きになったんだけどね」

ダメもとで続けてみる。

真面目なAちゃんのことだから、きっとまた俺の立場を考えてるのかな。

でもそういうの無しでAちゃんの本音を聞きたいな。

A「海人くん…」

海人「はい…」

A「実はね、私も…海人くんのこと…好き…です」

海人「えぇっ？！」

てっきり断られると思ってたから予想外すぎてびっくり。

海人「え、え、ほんとに？！好きってそういう好きだよね？！」

A「うん// 私も気付いたら海人くんのこと意識してて…。何度もダメだって思ったんだけど…」

海人「ダメじゃないよ！お互い好きならそれでいいの！」

A「でもお仕事に影響しない？」

やっぱり考えてたよね。

けど両想いってわかったんだ。

今さら考え直すなんてできないよ。

海人「その時はちゃんと俺の大事な人です！って公表するよ」

A「ほんとにいいの？」

海人「うん！俺、この先Aちゃん以外好きになれないもん」

A「海人くん…」

海人「Aちゃん、俺と付き合ってくれますか？」

A「はい。お願いします」

海人「やったぁぁあーーー！！！」

思いっきりAちゃんを抱きしめた。

嬉しすぎてもう言葉が出ない。

だから代わりに触れるだけのキスをした。