☆ひまわり happy boy☆ (ページ27)

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待ってました土曜日！

Aちゃんに会えるーーー！

一人で来させるのは心配だから、マネージャーさんにお願いして、Aちゃんちに寄ってもらうことにした。

マネージャーさんには＂大切な友達＂って言ってある。

普通なら友達でも現場に連れて行けないし、ましてや女の子。

最初はいい顔されなかったけど、撮影でお世話になった会社の人だって知って、何とかOKが出たんだ。

海人「Aちゃんおはよー！乗って乗って！」

A「おはよ。お願いします、、」

ちょっと遠慮がちに俺の隣に座ってマネージャーさんに挨拶をする。

マネ「Aさん、この間の撮影ではお世話になりました。メンバーが部署まで押しかけたそうで…すみませんでした」

A「いえいえ！こちらこそ、海人くんに助けていただいて…。今日はお仕事の邪魔にならないように気を付けますので…」

マネ「海人からAさんの人柄は聞いてますので大丈夫です。ゆっくり見ていって下さい」

A「ありがとうございます」

言い終えると緊張が解けたのか、俺を見てニコニコするAちゃん。

可愛すぎて飛び付きそうになったけど、、

代わりに手を握った。

マネージャーさんからは見えてないから大丈夫。

隣のAちゃんの顔は真っ赤。

現場に着くとすぐに控え室とは別の部屋にAちゃんを連れて行く。

海人「会いたかったーーー！！！」

思いっきりAちゃんを抱きしめた。

A「海人くんっ…ちょっと待って…！」

あれ、今日は素直にぎゅっとさせてくれない…。

電話で約束したのに…

LINEでも会いたいって…

一気に不安になる俺。

海人「…Aちゃんは俺に会いたくなかった？」

A「会いたかったに決まってるでしょ？」

海人「じゃあ何で…」

A「ここじゃダメだよ…海人くんの仕事場だし、誰に見られてるかわからないんだよ？」

Aちゃんはちゃんと俺の立場を考えてくれてたのに俺ってヤツは…。

海人「ごめん、子供みたいなこと言って。Aちゃんのことになると余裕なくなるっていうか…」

A「ううん。お家なら…その…いくらでもどうぞ//」

出たよ！

Aちゃんの照れ！

海人「……今日俺んちね」

A「えっ？！」

可愛い顔してそんなこと言われたらそうするしかないでしょ。