☆ひまわり happy boy☆ (ページ19)

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#19 ページ19

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このままAちゃんのそばにいたら本当に何かしてしまいそう…。

海人「…そろそろ帰ろうかな」

A「うん…」

心なしか寂しそうに見えたのは気のせい？

海人「また来ていい？」

A「もちろん。いつでもどうぞ」

海人「ほんと？毎日来るかもよ？」

A「(笑) 全然いいよ」

知り合ってまだ数ヶ月、会ったのはたった数回。

それなのにこの気を許された感。

期待してしまう。

A「あ、じゃあこれ持っとく？」

差し出されたのは鍵。

海人「これって…」

A「うちの鍵だけど…ってごめん！それはおかしいよね！」

さらっと言い出したのに急に焦り始めて面白すぎる(笑)。

きっとその行動がどういうことなのか冷静に考えて
、恥ずかしくなっちゃったんだろうね。

Aちゃんって抜けてるのか天然なのか…

純粋なんだよね。

海人「持っといていい？」

A「はい…」

一旦引っ込めた鍵を俺の手に乗せてくれた。

海人「これさ、あれだよね。俺、勝手に入っていいやつだよね」

A「うん。」

海人「ほんとに来るよ？」

A「うん(笑)」

何回聞いても答えは同じ。

Aちゃん。

友達とはいえ、俺だって男だからね？

でも俺を信用して鍵渡してくれたんだから、裏切るようなことはしない。

最後にもう一度ぎゅって＂またすぐ来るね＂って、Aちゃんちを後にした。