#17 ページ17
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Aside
わ、私なに言ってるんだろ//
そもそも私からハグなんかしちゃって…
でもそれは海人くんが望んでくれたことだから問題ないよね…？
変なこと言っちゃったせいで無駄に意識しちゃう。
海人「え！オムライス？！」
A「わっ、びっくりした！」
海人「ごめん(笑)」
急に海人くんがキッチンに顔を覗かせてきたのと海人くんのこと意識しすぎてたのとで体がビクッと跳ねた。
A「ご飯作るって言っといて大した物じゃなくてごめんね」
海人「んーん、俺こそ好き嫌い多くてごめん。オムライス大好きだから嬉しいなー！」
A「よかった〜」
さっきは自分の言動のせいで恥ずかしくなっちゃってたけど、海人くんがそんなの感じさせないから助かった。
海人「いただきまーす！……うまっ！！」
A「ほんと？」
海人「ほんとほんと！Aちゃんって可愛い上に料理上手なんだね！」
A「ちょっ…それは褒めすぎだよ」
か、可愛い…
まさか海人くんからそんなこと言われるなんて思ってなかったから恥ずかしい。
海人「ほんとに思ってるもん」
A「そっか、、ありがと」
恥ずかしさで何も言えなくなって黙々と食べてる私を見て海人くんはニコニコしてる。
海人「ごちそうさまでした！」
きちんと両手をあわせて、食器を下げてくれて。
何なら洗い物までしてくれた。
A「ありがとう」
海人「こちらこそ！美味しいご飯、ありがとうございました」
えっと…
この後ってどうするの…？
海人くん帰っちゃう？
それは寂しいな…
って何なの、この感情…。
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年6月11日 2時
