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A「えっ？！//」
海人「ダメ…かな？いやダメだよね！ごめん！」
恥ずかしくなって両手で顔を隠して俯いた。
A「(笑)」
そんな俺を見てAちゃんはクスクス笑ってる。
A「海人くん」
海人「何も言わないで。恥ずかしすぎる」
いつまでも顔を上げられない俺についに無言になるAちゃん。
何も言わないでって言っちゃったしね。
そしたらフワッといい匂いに包まれて…
A「…私の方がぎゅってしちゃった(笑)」
海人「///」
そう、Aちゃんの方から来てくれたんだ。
思わず顔を上げたけど、近すぎて心臓飛び出そう！！！
A「あっ、ごめんね！」
俺が勢いよく顔を上げたもんだから、Aちゃんが離れようとする。
そこを今度は俺が
海人「離れないで！」
って抱きしめ返す。
A「か、海人くん？！」
海人「少しだけ、こうしてていい？」
A「うん…//」
こんな展開予想してなかった。
そりゃ何か進展あればいいなーとは思ってたけど、まさか触れられるとはね…。
俺、頑張ってんじゃん！
海人「友達ってこんなことしないよね」
A「んー…多分…」
海人「でもしたくなったらどうすればいい？」
A「私なら構わないけど…他の子はどうなんだろうね？」
海人「え、いいの？！他の子とか興味ない！Aちゃんがいいならそれでいい！」
A「あ…そうなの？(笑)」
海人「でも誰にでもそんなこと言っちゃダメだよ？」
A「言わないよ…海人くんにしか…」
海人「え？！」
A「そ、そろそろご飯の用意するねっ！」
顔を真っ赤にしたAちゃんはキッチンへと姿を消した。
俺にしか言わないって…なに…そういうこと？
え、どういうこと？(パニック)
ちょっと期待しちゃうじゃんか！
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作者名：山田苺花
| 作成日時：2020年6月11日 2時
