☆ひまわり happy boy☆ (ページ14)

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#14 ページ14

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海人「聞いてーーー！！！」

廉「うっさいな」

海人「今度Aちゃんち行くことになったよ！」

神宮寺「ガチ？！」

紫耀「うわ～ほんとに言ったんだ(笑)」

え、冗談だったの？

岸「俺も行っちゃおっかな」

海人「何でだよ」

神宮寺「岸くん邪魔しないであげて(笑)」

紫耀「Aちゃん、よくOKしてくれたな」

岸「ね！」

海人「ほんとは嫌なのかな…不安になってきた…」

廉「そんなん思ってへんやろ……多分」

海人「…」

みんな無責任だな～。

でもそのお陰で行動できてたとこもあるし、そこは感謝。

岸「家で何すんの？」

廉「あれしかないやろ」

神宮寺「いやそれはダメだって」

紫耀「ここまで順調に来てんだからイケるっしょ」

海人「ちょっと待って。何の話？」

…やっぱこの人たちにいちいち報告するのはやめよう。

Aちゃんは基本平日がお仕事だから、土日に会おうってなってるけど俺が予定合わないっぽくて、まだちゃんと決まってないんだよね。

俺の都合が合うなら平日の夜でもいいって言ってくれてるけど、Aちゃんの次の日のことを考えたら申し訳ないなって。

これってもしかして付き合ったらすれ違うパターン…？

いやいや大丈夫！

そうなったら何が何でも会いに行く！

って、まだそうなれる感じでもないのに妄想ばかり膨らむ。

紫耀「思いきって告れよ」

海人「無理だよ」

岸「当たって砕けろ！」

海人「何で砕ける前提なの？」

神宮寺「でも言わないと後悔するでしょ？」

海人「まぁ…」

廉「ま、Aちゃんに彼氏できる前に何とかせぇよ」

サラッとまた不安になるようなこと言う…。

でもそうだよね。

言わないことには俺の気持ちは伝わんないし、意識してもらえないし、伝えないままもしAちゃんに彼氏できちゃったら…

俺もう一生恋できないかも…。