二十四 ページ25
No side
上「ちょっといいかな？」
『なんじゃ、次は上杉か。うちに何か用？』
上「うん。実は今度琵琶の大会のようなものがあってね、練習している曲があるんだけどよかったら聴いてもらえないかな？」
『うちゃ別に構わんが、げにうちでええのか？音楽の良し悪しやらわからんけど…』
上「うん。僕は福島さんに聴いて欲しいんだ」
『そう。なら聴かしてくれ』
上「じゃあ、早速…」
〜♪
『初めてわれの琵琶を聴いた時も思うたがやはりわれの琵琶の音色は美しいな。まるで川のせせらぎを聞いとるようじゃ。聞いとって落ち着く。』ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
上「ありがとう。そんなに褒められると照れるね。でも福島さんって僕の演奏聴いたことあったっけ？」
『ああ。まちょうど理事長室に行こう思うてホールの近うを通ったらわれの琵琶の演奏が聞こえてきたんじゃ。すぐに終わってしもうたけぇもっぺん聴きたい思うとったんじゃ。じゃけぇありがとの、上杉。それとごめんな…』
上「どうして福島さんが謝るんだい？」
『なんぼ家康にムカついとったたぁいえ、われに酷いことを言うてしもうた。本当はすぐ謝りたかったんじゃが、なかなか言い出せんでずるずると今日まで引きずってしもうた。げにすまん。』
《いらん。友が危ない目になっとるときに動けん臆病者共は隅っこで大人しゅうしてろ》
上「…ううん。あの時君が言っていたことは正しいよ。僕は武田が家康にやられているのになにもできなかった。むしろお礼を言いたいのは僕の方だ。ありがとう、福島さん。あのとき武田を助けてくれて。」
『礼を言われるようなこたぁなにもしとらん。あと、福島じゃのうてAでええ』
上「うんわかった。じゃあ、Aちゃんって呼ばせてもらうね」
『ん。その方がええ』
？「何だ、暗い雰囲気だったから私が明るくしてやろうと思ったのだが…」
『んふふっ、伊達なんじゃその格好は、くっ、ふふ』
伊「福島、なにを言っている。どこからどう見たって家康だろう。」
上「伊達、何で家康なんだ…」
伊「こうして笑っているんだからいいだろう。全ては計画通りだ。」
『ふ、ふふっ。なんか言うてみて？』
伊「ふむ、そうだな。【潰すぞ、ゴミが！！】…どうだ私の迫真の演技だ。」
『くっ、ふふ。あはは、！上手じゃのぉ！あはははっ、ヒィ、無理じゃ、面白すぎて死んでしまう、！』
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くぁ(プロフ) - もみじさん» わ〜！！！コメントありがとうございます！加藤くん推してる子がなかなか近くにいなくて！とっても嬉しいです！伊達くんとの絡みですね。了解致しました！拙い文ではありますが、頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします！ (2022年10月27日 23時) (
レス) id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - コメント失礼します！ 求めてましたこの小説！！加藤推しで...！めっちゃ好みです！！リクエストなんですけど、伊達とかとも絡み欲しいなーって思います...！出来ればでいいんですが、よろしくお願いします！応援してますー！！ (2022年10月27日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - リクエストいつでも募集中です！気軽にコメントしてくださいね〜！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page18 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2022年9月29日 20時
