十五 ページ16
No side
武「俺はもう、日陰の道を歩くしかねぇんだ…」
織「一度の敗北がすべての敗北か？」
ｼｭﾙｯ
織「ここに日陰の文字はないはずだ。それにお前がそうしているのをAは望んでいないと思うぞ」
武「……」
織「なぜ今まで我慢していたAが今日に限って家康に殴りかかったのか。その事をよく考えろ。うつけが」
織「ところで、Aは何処に行った」
武「知らん。俺が見たのはアイツらが口喧嘩しながら校門の外に出たところだけだ」
織「そうか…」
──────
次の日
ガラガラ
『……おはよう。って、朝からなんでこがいなせせろーしいわけ？』
…………
『……なんでいきなり静かになるんじゃ？うちが悪いことしたみたいになるけぇ止めてよ』
井「お前、生きてたのか…」
『相変わらず失礼な奴じゃのぉ。生きとるわ』
み「Aさん、ご無事だったんですね！」
『まあ、な。それよりなにそのガラス玉。日下部朝からなにしよるんだ？』
豊「みやびちゃん大先生の占い屋さんや！Aちゃんも占ってもろたら？」
『いや、そがいなの日下部にゃあ悪いが信じとらんけぇ。他を当たってくれ』
黒「少しぐらい良いんじゃないか？他の奴も占って貰ってるが、だいぶ当たると評判だぞ」
『だが、』
加「ほら、ごちゃごちゃ言うとらんでさっさと座れ」
『清正までそっちなのか……わかったわかった。やりゃあええんじゃろ』
み「では、なにか占って欲しいことはありますか？」
『あー、そうじゃな』
豊「やっぱ、恋愛のことやろ！Aちゃん、俺は心の準備もう出来とるで！」
『何の心の準備じゃボケ。猿が調子に乗りんさんなや』
み「ふむ、恋愛のことですか……」
『やっぱ、止めにしよう。こんなん当たるかなんて』
み「Aさん、一つ聞いても？」
『……なんじゃ』
み「もしかして……嫉妬深い将来を誓い合った人、または恋人がいたりしませんか？」
酒「恋人ぉ？」
榊「こいつにそんなのがいるわけ！」
『一応……親父が決めた相手だが婚約者がおる……』
「は？」
「「「ええええええ！？」」」
伊「福島、嘘はよくないぞ」
『誰が好きでこがいな嘘つくんじゃよ……うちだって認めとうないわ』
豊「そ、そんな……俺のAちゃんが……」
『猿が知ったらせせろーしいけぇ言いとうなかったのに……われのせいだぞ黒田』
黒「知らなかったんだからしょうがない」
『ﾌﾝｯ また猿にセリフとられてしまやあええ』
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くぁ(プロフ) - もみじさん» わ〜！！！コメントありがとうございます！加藤くん推してる子がなかなか近くにいなくて！とっても嬉しいです！伊達くんとの絡みですね。了解致しました！拙い文ではありますが、頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします！ (2022年10月27日 23時) (
レス) id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - コメント失礼します！ 求めてましたこの小説！！加藤推しで...！めっちゃ好みです！！リクエストなんですけど、伊達とかとも絡み欲しいなーって思います...！出来ればでいいんですが、よろしくお願いします！応援してますー！！ (2022年10月27日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - リクエストいつでも募集中です！気軽にコメントしてくださいね〜！ (2022年10月9日 0時) (レス) @page18 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2022年9月29日 20時
