変人ウェルダー！ ページ9
『はい、じゃあ解散！！朝のHRまであと１０分だからな〜遅刻しちゃだめだぞー！』
──んふふ。満足満足！楽しかったー！
「あの、」
『ん？ああ、さっきのもふもふくん！どうだったすごかった？楽しかった？』
「凄かったっす！！あんなに像をきれいに戻しちまうなんて驚きました！」
『喜んでもらえたなら何よりだよ！俺、２年のA・ジェームズ！』
「１年のジャック・ハウルです。よろしくお願いします、A先輩！」
『おー！よろしくな、ハウル！お前ももう教室行きな〜』
「はい！失礼します！」
──あの、腕章キングスカラー先輩のところの子か！！サバナクローであんな礼儀正しい子初めてみた！かわいいな！
「Aくん、流石ですね！助かりましたよ。ありがとうございます」
『あ、カラス先生！おはよう！役に立てたようなら俺嬉しい！後ろの子たちは？』
「そうでした！ほら、君たちもAくんにお礼を言いなさい」
「ありがとうございました、本当に迷惑かけてすいません…」
「あざしたっ！先輩、あの魔法どうやったんですか！！」
「オレ様にも教えるんだゾ！」
「こら、グリム！ちゃんとお礼しなきゃ！」
『まぁ、まぁ。落ち着いてよ、そう堅苦しくしなくていいよ〜面白そうだからやりたくてやっただけだし！お前らも懲りたなら気をつけろよ〜？この学校、何億もする絵画とか骨董品とかそこら中に置いてあるからね！壊したら弁償だぞ！』
「ひぇ…！何億…恐ろしい…」
「まったく…そんなこと言って去年私の部屋にあった３０００万マドルの花瓶を割ったのは誰でしたっけ？」
「「え゛！？」」
『あ〜そんな事もあったね！ま、あれだよ！経験者は語るってやつ！』
「弁償できたから退学は免れたものの…次はないですからね？」
『はーい！』
「返事だけはいいんですから…君たちも次はありませんよ！放課後、大食堂に集合ですからね！」
「「はい……」」
「じゃあ、僕たちはこれで…」
『あれ？君たちも１年生じゃないの？』
「ふっ…先輩、こいつらのこと覚えてないんですか？昨日の入学式で騒ぎ起こした奴らですよ。結局入学できずに２人して雑用係になったみたいですけどｗ」
「ぐぬぬぬぬ……！」
『そうなの？じゃあ今日からどこかお掃除する感じ？』
「はい。一応、今日はメインストリートの掃除をしたあと放課後に食堂の窓拭きを…」
『じゃあ手伝うよ！また放課後ね！』
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
