遭遇パーソン！ ページ8
━━━ メインストリート ━━━
──グッモニーン諸君！俺は今、登校中！いや〜あのあとは大変だったよ！今どき幽霊船なんて珍しくないのに１年生なんて、顔青くしたと思ったらみんなぶっ倒れちゃうんだもん！とりあえず〜ベットに寝かせてきたから大丈夫だろ？サイドテーブルに今日は休むように言伝を置いといたから大丈夫だよな。
『あとは１年部の先生…ウェル先生に言っておけばいいか…』
──あ、ウェル先生はね、俺の１年の頃の担任ね！白黒の髪がとってもかっくいー先生だぞ！
『ん？あれ、カラス先生だ。なんか怒ってる？野次馬もたくさん…！楽しそう！』
──そう。超天才の俺でも好奇心には勝てないのだよ！！
『へい！そこの褐色肌で素敵なもふもふお耳の１年生！』
「…俺すか？」
『そうそう！きみ以外誰がいるってんだい！見る限り入ったばかりの１年生と魔獣が怒られてるっぽいけど何事？』
「俺もさっき来たばっかでよく知らねえけど、あいつら魔法で喧嘩したらしくてハートの女王の像を丸焦げにしたらしい」
『ほへぇ…登校初日でそんなことしちゃったの。そりゃ大変だな』
「そうだな。あんたももう教室に行ったほうが…っていねえ…」
──いや〜なかなか面白い子たちだなー！俺も負けないぞ〜！
『は〜い、野次馬の諸君ご注目！ここにございますのは、何の変哲もない白い布と悲劇によって丸焦げにされた女王様の像！！今から俺が面白いもの見せてやるから興味あったら見てって〜！』
「あの人さっきの…！何やってんだ！？」
──あ、さっきのもふもふくんだ。手ふっとこ！
「Aくん、一体何を！」
『うるさいうるさーい！いいから見ててよ！悪いことにはならないからさ！』
『まず、この何の変哲もない白い布を女王様の像に被せます！そして呪文を一つ……ビビディバビディブー！……ささ、そこのハートのスートの君！布を取ってみて！』
「は？なんで俺が…じゃあいきますよ。よっ……え？」
「「ええええええええ！？」」
「え、なんで！？黒焦げだった像がもとに戻ってる！！」
「すげー！！今のどうやったんだ！？」
──１年生可愛いなぁ…こんな簡単な魔法で喜んでくれるのかぁ
『なんと！女王様の像が元通りに！もうこの布はいらないね！くしゃくしゃ、ぽいっ！』
「「うおおおおお！！！！鳩でたあああああ！！！」」
『新入生、入学おめでとー！困ったことがあったら言えよー！先輩が助けるからなー！』
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
