精密コントロール！ ページ4
──よし、とりあえず水魔法で…なるべくみんなに当たらないように…
『せいっ！』
──よし、上手いことコントロールできたな！さすが俺、天才！
──遠目から見る限りあの猫さんを壁際まで誘導したいのね…なるほどね
「ふな゛っ！？オレ様の炎が消えちまったんだゾ！？」
「これはいったい…まさかAさんが？」
『ほらほら〜２人とも、手が止まってるぞ〜？猫さん、そこで大人しくしててね！俺が捕まえてあげる！』
「A、一体何を！」
『あの猫さんを壁際まで誘導したいんでしょ?2人より3人でやったほうがはやく終わるでしょ?みんな疲れてるだろうしね。だから手伝わせてくれない?』
「！…ありがとう」
「Aさんが手伝ってくれるなら心強い！それでは行きましょうか」
──とりあえず２人が近距離でオレが遠距離から援護って感じね。任せろ！
「あわわわわわ…！ふなっ！？行き止まり！？」
「泳がされていたことにも気付かなかったんですか？哀れな小動物ですねぇ」
──いや、泳がせたのは俺たちだけど哀れって言いすぎじゃない？
「観念するんだね。さもなくば…」
「嫌だ！オレ様はこの学校に入るんだ！」
『！！２人とも下がって！』
「ふな〜〜〜〜〜〜〜っ！！！」
「
──ローズハートのユニーク魔法か。助かった〜！いざというときは防御壁はれるように用意してたけど心配なかったね！
「ふぎゃっ！？なんじゃこりゃ！？」
「ハートの女王の法律・第２３条『祭典の場に猫を連れ込んではならない』猫であるキミの乱入は重大な法律(ルール)違反だ。即刻退場してもらおうか」
──あ〜あのたくさんある法律か。１年のときにローズハートに教えてもらってなんとか全部覚えたんだよね。最高にイカれてて面白いっちゃ面白いけど俺、縛られるの嫌いだからあんまり向かないかな〜だってハートの女王の法律第186条に火曜日にハンバーグを食べるべからずってあったじゃん？俺ハンバーグ好きなのに火曜日だけはハンバーグ定食頼んじゃだめとか鬼畜だよ！悪魔！
──いや、そもそも第339条の食後の紅茶は必ず角砂糖を2つ入れたレモンティーでなければならないってなんで！？俺は！レモンティーよりもミルクティーが好きです！しかも砂糖は２つしかだめなのも気に食わない！もっと入れたい！！
「…!…い、!!A！！」
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
