R制服１話・頼れるクルー ページ24
━━━ 学園 ｰ 教室 ━━━
『………』
「Aくーん？そろそろ移動しないとトレイン先生に怒られちゃうッスよ？」
『………』
「困ったなぁ…もう置いてこうかな…俺まで遅刻して怒られるのは勘弁なんスけど」
「ラギー？何してんだ、次は動物言語学だろ」
「あ、リグレッタくん。お宅の船長さんどうにかしてくださいよーなんかよくわかんない絵を眺めながらずっと考え込んでんスよ」
「あー？またかよ…おい、船長！そのクイズの答えは…」
『やめてやめて！！俺今頑張って解いてるんだから！俺の邪魔するならリグでも許さないから！』
「そりゃすいませんねー。お前の好きな動物言語学の授業、もう始まるからな。俺のクラスが授業の時いつもよりはやく教室に来てたから今行けば話せるんじゃね」
『うっそ！？もうそんな時間！？ごめんね、ブッチ！今急いで準備してくるから！！』
「シシシっ！Aくんの扱いに慣れてるッスね。流石副寮長」
「まーな。あいつ、考えてることの答えを先回りして言われるのが嫌いだから答え言うフリでもしとけば集中力切れるぞ」
「へ〜それは良いこと聞いたッスね」
「じゃ、俺もう行くわ」
「ありがとねー」
───
━━━ 学園 ｰ 実験室 ━━━
「仔犬！ステイだ！！いい子のお前ならその手に持っている火炎草を俺に渡せるな？」
『ウェル先生、安心して！！失敗も成功に必要な材料だけど俺に限って失敗はありえないから！』
「血迷うな！その薬は高名な研究者ですら作成に失敗した！失敗すれば実験室が吹き飛ぶどころじゃ済まない！しかも成功率は１％！お前には無理だ！」
「せんせー！それ、船長をむしろ煽ってるのに気づいてないんすか？」
『高名な研究者が失敗…成功率は１％…ここでやめれば冒険家の名が廃る！！いざ！まいｒ「船長〜」ん？どうした？』
「運動場で腕が四本、足が三本、１つ目のバケモンがファンシーなドレスきてフラメンコ踊ってますよー」
『え、なにその面白そうな生き物！！どこどこ！？』
「あ、今廊下の方に向かったみたいですねー」
『ウェル先生、俺探してくる！！』
「…仔犬、助かった。褒めてやろう」
「先生も船長の取扱説明書いりますー？副船長が作ったんですよー全部で５００ページ。リドルさんによるとハートの女王の法律より長いらしいですよ」
「仔犬たちは全て覚えているのか？」
「じゃなきゃやってけないですよー」
「…もらっておこう」
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
