終曲プロローグ！ ページ21
━━━ 2F ｰ 外廊下 ━━━
「はぁ〜〜っ………退学免除…力が抜けた」
『お、無事免除になったのかー！おめでとう！』
「シャンデリアも直してくれて…先輩が手伝ってくれたおかげです！あざした！」
「やれやれだねー」
「らんららん♪明日からオレ様もナイトレイブンカレッジの生徒なんだゾ！オマエたちなんかぶっちぎって学年首席になってやるんだゾ〜〜！」
「ユウと２人で１人の半人前のクセしてよく言うぜ……まー、良かったんじゃないの？」
「明日からは同級生だな。ユウ、グリム」
「上手くやっていけるかなぁ……」
「魔法が使えないくせにバケモノを前に腹をくくったお前は、なかなか根性キマッてたぞ。あの気合いがあれば、この学校でもナメられないでやっていけるだろ」
「あのさ、たまに出てくるそのワル語録はどうしちゃったわけ？」
「エッ！？そ、そうか？普通だろ？」
「あれ、Aさんは？」
「確かに。あ、あんなところで固まってる…おーい、先輩ー？置いてっちゃいますよ〜？」
『今、なんて？』
「え？」
『お前たち、明日から学園通えるの？』
「あ、そっか！Aさんはあの時いなかったから…はい！僕たち明日からこの学園のせいとに…ぐえっ！」
『そうか、そうなのかー！よがっだよおおおお！魔法使えないし、大変だろうけど頑張れよおおお！』
「ちょ、先輩！大げさすぎ！ｗ」
「一緒に喜んでくれるなんて、どこまでいっても優しい先輩だな」
「ぐえぇっ！苦しいから離れるんだゾ！」
「我が人生に一片の悔い無し…」
「「監督生！？」」
『いや〜ごめんねぇ？なんか感極まっちゃって…あ、ところでお前ら名前なんだっけ？』
「「え！？今更！？」」
「オレらの名前も知らないのに助けてくれたんすか！？」
『いや〜だって困ってたじゃん？』
「でも先輩、鉱山で俺のことスペードくんって…」
『いや、目元のスートがスペードだったから』
「確かに言われてみれば僕たち名乗ってないかも…」
「だからオマエ、オレ様たちのこと名前で呼ばなかったのか」
『そーいうこと！ってわけで教えてケロリンちょ！』
「ハーツラビュル寮１年、デュース・スペードです！今日はありがとうございました！」
「オレ、エース・トラッポラ。そこのお堅いデュースくんと同じでハーツラビュル寮ね。よろしくね、先輩♡」
「僕がユウで、」
「オレ様がグリム様だ！」
『うんうん。これからよろしく〜』
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
