共闘ファースト！ ページ17
━━━ ドワーフ鉱山 ｰ 鉱山入り口 ━━━
「ユウ〜……ほんとにその作戦上手く行くのかよぉ……こわ……いや、不安なんだゾ」
『大丈夫だよ〜俺もついてるからさ』
「大丈夫、きっとなんとかなる！」
「ああ。──行こう、ユウ！」
──────
「やい、バケモノ！ コ、コココッチなんだゾ！」
「グルルルル………ガエレェエエエェエエエエエエ！！！」
「ギャッ！来た！ユウ〜！」
「ここまでおいで〜！」
『そんなに釣れないこと言うなよー！こっちにおいで〜』
「グルッ！？コッチニモ…ドロボウ……ワダサヌ……オデノ……オデノ！」
──と、言うわけでやってまいりました！俺の仕事は魔法の使えないこの子が怪我しないように守ること！がんばるぞ〜！
「ぴゃっ！あんなパンチ当たったらひとたまりもねぇんだゾ！」
「ぎええ！コワイ！！」
『ほらほら〜そんなところにいてもなまくらは当たらないぞ！』
「デテイケ！デテイケ！」
──すごい必死だな…なんでこんなに抵抗するんだ？
「だいぶ洞窟から離したんだゾ！」
「今だっ！」
『お願い！』
「オッケー、お任せ！いくぜ、特大突風！」
「アーンド・グリム様ファイアースペシャル！ふな゛〜〜〜〜〜〜っ！」
「グアアアア！！？」
『お〜お見事！』
「どーよ！グリムのショボい炎も、オレが風で煽ってやればバーナー並の火力だぜっ！」
「ショボくねーっ！ほっんとにオマエ、一言多くてムカつくんだゾ！」
「今がチャンス！」
『スペードくん、落ち着いてね！』
「落ち着け……よく狙うんだ…俺が知る中でいちばん一番大きく……重たい……いでよ、大釜！」
「グアアッ！？」
「やった！上手くいったんだゾ！オイ、見てみろユウ！バケモノがさっきのエースみたいに大釜に押しつぶされて、ペッタンコになってるんだゾ！」
『え、なにそれおもしろそう！聞きたい！』
「あーもう！オレの話は良いから！ったく、今日はマジいいとこナシじゃん」
「あいつが足止めをくらってるうちに魔法石を取りに行くぞ！」
「！？マデエエエエエ！！！！」
━━━ ドワーフ鉱山 ｰ 内部 ━━━
「あったぞ！魔法石だ！」
「ザワルナア゛アアアアアアアアアアア！！」
『うるさいなあ！口に石詰めるぞ！！』
「Aさん！？」
「やっば！アイツもう重しを押しのけそうじゃん！」
「オイ、デュース！もっとなんか乗せるんだゾ！」
「えぇっと、重たいもの！？」
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貝殻 - 脳内で主人公に浪川大輔さんが声を当ててくる… (4月3日 3時) (
レス) @page23 id: 021372a573 (このIDを非表示/違反報告)
ヤニ - 主人公めっちゃかわいいです…！ (9月3日 22時) (レス) @page8 id: 17ce66541a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くぁ | 作成日時：2023年8月14日 2時
