白いクジラの上には呪術師がいる

赤髪の男２ ページ23

『なんで傑に会いに来たの？』

シャンクス「あーそのことなんだがな、＿＿＿＿＿＿＿。」

シャンクスが言った言葉にその場の空気が急にこおりついた。

『え．．．シャンクス．．．？？』

シャンクス「何度も言わせるな、A。俺はそいつを殺しに来た。」

マルコ「お前、本気でいってるのかよい．．．。」

親父「．．．．．．」

『シャンクス？嘘．．．だよね．．．？』

シャンクスが僕の肩をつかみ無理やり目線をあわせる。

シャンクス「俺の目を見ても嘘だと思うか？」

僕はその時震えていた。

ベックやホンゴウさんの方に目を向けても下をむいたままでなにも言わない。

この現実を受け入れられないのはどうやら僕だけのようだ。

シャンクス「さぁ、おとなしくそいつを俺にわたせ。」

なんで傑が殺されないといけないんだ。どうして。どうして。どうして。どうして！！！！！！！

シャンクス「俺が１０かぞえるまでに出すんだ。いいな。」

どうして

シャンクス「１０」

どうして

シャンクス「９」

どうして

シャンクス「８」

どうして

シャンクス「７」

どうして

シャンクス「６」

どうして

シャンクス「５！」

エース「A！」

シャンクス「４！」

マルコ「A！」

シャンクス「３！」

サッチ「．．．」

シャンクス「２！」

イゾウ「A．．．」

シャンクス「１！」

親父「好きにしろ、A。」

僕は無限を発動した。

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