白いクジラの上には呪術師がいる

2日目つづき ページ21

五条家の落ちこぼれと言われた理由その２

「体術が苦手」

僕は悟君みたいに筋肉もないし力も強くない。

いつも術式を頼りに生きてきた。

ただ僕は呪具と呼ばれる武器を扱うのだけは誰にも負けなかった。

とくに刀の腕前はこの船の中で誰よりもある自信があった。

『エースー．．．刀使ってもよきー？』

エース「まぁ殺さない程度にやるんだったっらいいぜ。」

『さすがに僕もそれは大丈夫』

エース「よし！じゃぁはじめるか！」

僕は無限を解き刀を構えた。

エースがまっすぐ僕に向かってくる。

エース「おらっ！」

エースが拳を僕に向けるのと同時に刀の背で拳を受け流した。

するとエースは勢いを止められずに僕の横を通り過ぎ後ろに転んでった。

エース「いってー．．．」

僕はエースの喉に刀の先をあてる。

『僕の勝ちだね。』

エース「ずりーぞ！」

『けが人増やしたらマルコの仕事増やしちゃうでしょ。』

僕がエースに手をのばしたその時

船員「きたぞー！」

急に船が騒がしくなる。

『あー今日だっけ？』

サッチ「あ、いた！お前ら早くしろ！」

『はーい。エース、いくよ。』

エース「おう？」

赤髪の男→←2日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す