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26話 *ベルツリー急行編 ページ28

「ベルツリー急行パスリングですか・・・・・・しかしよくゲット出来ましたね、これ」
「上に頼めば直ぐだったさ」

なんてことないと言わんばかりに肩を竦め、くすりと笑う降谷さん。
私の視線の先には__怯えたようにフードを深く被る茶髪の少女。幼い頃のシェリーの写真に瓜二つである。
その傍で得意気に話す茶髪がかったショートヘアーのカチューシャを付けた高校生くらいの女の子の話を聴くに、彼女の伝でここに来ることが出来たらしい。
彼の呼び名を「安室さん」に変え、それを遠回しに理解してもらえるよう適当な質問を投げかける。

「安室さんは、推理クイズとかやるんですか?」
「んー、リアルの方が得意かもしれないですね。仕組まれたものだと難癖がつけられている可能性が高いですから」
「ああ、確かに」

たわいの無い話をしながら車内に乗り込み、ベルモットと待ち合わせをしている部屋へと向かう。
今回は二つの行動班に別れる手筈だ。
私と降谷さんはシェリー抹殺の実行班、ベルモットは秀一さんに変装して周囲の反応を伺う班で行動する。

「安室さん__否、降谷さんはひろにぃの一件で秀一さんを恨んでいたそうですね。・・・・・・その、今でも恨んでいるんですか?」

ぴくり、と降谷さんの肩が反応する。

「・・・・・・正直、自分でもどうなのか分からない。元々馬が合わない相手だったし、な・・・・・・あと、頼みがある」
「何でしょう?私にできる範囲ならなんなりと」

しばしの間、訪れる沈黙。
少し躊躇いがちにこちらを見、再び顔を背ける。

「__赤井のことを下の名前で呼ぶなら、俺のことも下の名前で呼んでくれないか?」

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シルビア-Silvia-(プロフ) - 黒武さん» 申し訳ないです!すぐ直させていただきます、ご指摘ありがとうございます!! (2019年4月23日 5時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 設定で29歳とありましたが、それだと安室さんと同い年になっていますよ...。諸伏さん登場の回で『年上なんだ』と言っていたので、夢主ちゃんの年齢はもう少し下だと...。 (2019年4月22日 23時) (レス) id: f0ec619330 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア-Silvia-(プロフ) - たんぽぽ珈琲さん» あっごめんなさい……!!すぐ直します、ありがとうございます!! (2018年12月19日 21時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ珈琲(プロフ) - Please select a storyですよ(小声) serectじゃなくてselectですよ(こそこそ) (2018年12月19日 21時) (レス) id: 24c9be7e32 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 砂肝さん» 嬉しい感想ありがとうございます。嬉しいです、更新頑張ります! (2018年5月26日 16時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Silvia&愛子 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月23日 19時

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