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prologue. ページ1

「シャンディ__この名前に聞き覚えはあるな、バーボン?」


夜の帳が降りた頃、粋なバーの中で低く重々しい男の声が響く。

「ええ、もちろん。確か又の名を“NOC殺しの黒猫”でしたよね?組織の中でも相当な権力を持つ、ボスの側近らしいですが」

ああ、と頷く銀髪の男。それと同時に響く、コツコツという規則正しいヒールの音。

それはカツ、と二人の背後で止まり、銀髪の男の隣に若い茶髪の女性が腰掛けた。

身に纏っている漆黒のコートには同色のフードが付いており、そこには一対の猫の耳の飾りが生えている。もこもことした黒手袋に、猫の装飾が施されているチョーカー。

「彼がバーボンなの?ジン」
「ああ」

銀髪の男__ジンが席を外し、店を去った。改めて隣へと席を移した女に視線を向ける。その見た目からして、彼女がシャンディとみて間違いないだろう。

「私の今回の任務のパートナーはバーボン、貴方に決まったの。同然、私の名前は知ってるわよね?」
「もちろんです__“NOC殺しの黒猫”さん」
「あら、流石は組織きっての探り屋ね・・・・」

彼女が不敵に笑い、黒手袋から片手に五本ずつ、計十本の針を露わにした。ジンから聞いた話だと、即効性の毒が塗ってある毒針だとか。

「貴方はどのくらい私を楽しませることが出来るのかしらね?」

腕を胸の前で交差させ、手の甲を此方に向ける。そこに称えられた全ての針が俺を睨みつけ、光を反射した。

「・・・・」
「・・・・」

訪れる沈黙。

「で、僕が協力する仕事と云うのは?」
「NOCの始末」

彼女の碧い瞳が爛々とした輝きを放った。

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シルビア-Silvia-(プロフ) - 黒武さん» 申し訳ないです!すぐ直させていただきます、ご指摘ありがとうございます!! (2019年4月23日 5時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
黒武(プロフ) - 設定で29歳とありましたが、それだと安室さんと同い年になっていますよ...。諸伏さん登場の回で『年上なんだ』と言っていたので、夢主ちゃんの年齢はもう少し下だと...。 (2019年4月22日 23時) (レス) id: f0ec619330 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア-Silvia-(プロフ) - たんぽぽ珈琲さん» あっごめんなさい……!!すぐ直します、ありがとうございます!! (2018年12月19日 21時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)
たんぽぽ珈琲(プロフ) - Please select a storyですよ(小声) serectじゃなくてselectですよ(こそこそ) (2018年12月19日 21時) (レス) id: 24c9be7e32 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア@快斗君神推し(プロフ) - 砂肝さん» 嬉しい感想ありがとうございます。嬉しいです、更新頑張ります! (2018年5月26日 16時) (レス) id: 6380122d07 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Silvia&愛子 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年5月23日 19時

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