第036夜「奇抜な屋敷の大冒険編」 ページ36
いつの間にか草薙の剣がある場所へとやって来ていた。
お婆さんに変装したキッドは、自ら罠に掛かった様に見えた。
つまりキッドは一度ここにも来ていたっていう訳になる。
剣の近づこうとすると四方から刃が襲ってくる。
側から見れば取らせる気がない様に見えるが、ちゃんと天井に刃が収まるっていう事は、僅かにタイミングがズレているという事。
「こんな取っ手が付いているって事は、この刃を利用してあの剣の元へ行けって事だよ！」
と、コナンくんは簡単に草薙の剣が刺されている土台へ着いた。
あとはあの剣になんて書いてあるか…ですがね。
まぁ何度も言う様ですが、私はもうこの暗号には興味がないのでコナンくんに任せますか。
剣には“竜”と書かれていた。
その文字を見てコナンくんは暫く考えていると何かが分かったのか、土台にあった石を投げて再びこちらに戻ってきた。
「あら、その得意げな顔…何かわかったのね？」
「いや、尻尾巻いて帰ろうって言う情けねぇ顔だよ」
と言って歩き出した。
みんなで屋敷に出るとそれぞれが解散し、私たちだけとなった事を確認して哀ちゃんが口を開く。
「とにかく…邪魔な人たちはいなくなったんだから、そろそろ案内してくれない？」
「それとも自分だけイイトコ取りするのですか？」
なんて言うと子供たちは目を輝かせた。
可愛らしいなぁ、本当に。
「地下にあった墓石に書いてあったよな？
『迷ひし者、我に神器を供へよ』って。その『我に』っていうのは、三水吉右衛門の三水、つまり三水に神器の文字をくっつけろって意味だったんだ」
「なるほど…見つかった３種の神器の文字は“炎”と“永”と“竜”
それに
私がそこまで言うと子供たちは“あー！！”と閃いたらしく声を上げた。
あとはコナンくんに任せて、私はあの沼に近寄る。
お宝…、ダイアモンド…、三水吉右衛門…。
“仁王の怒りに恐れぬ者よ。拳から溢れるような大きなその石を手に入れて昔からの謂われを悟れ…”か。
「ん？ 昔からの謂われ…？」
考えながら岩場に近寄った。
すると子供たちも走って近寄って来た。
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メイリュー(プロフ) - みなつ????･さん» あー！なるほど！あの雑誌(？)ですね。なるほど…参考になります！ありがとうございます！大好きと言ってもらえてとても嬉しいです！これからも期待を裏切らないように頑張ります！！お返事して頂きありがとうございました！！ (10月13日 0時) (
レス) id: e92fbb5050 (このIDを非表示/違反報告)
みなつ????･(プロフ) - メイリューさん» 名探偵コナン 怪盗キッド シークレットアーカイブス with まじっく快斗という本に載ってありました！私もこれ見るまでは知らなかったので知った時びっくりしました笑ほんとにこの話大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (10月12日 6時) (レス) id: ef138240e8 (このIDを非表示/違反報告)
メイリュー(プロフ) - みなつ????･さん» 温かいコメントありがとうございます！！励みになります！えっ、そうなんですね、勉強不足で申し訳ありません…参考にさせて頂きます！因みに、ネットで探してみたのですが間取りが見つからず…どこでその情報を見ましたか？教えて頂けると嬉しいです！！ (10月11日 23時) (レス) id: e92fbb5050 (このIDを非表示/違反報告)
みなつ????･(プロフ) - めっちゃ面白くて大好きです！！すっごく細かくて申し訳ないんですけど黒羽家はリビングなどが2階で自分たちの部屋などは一階のようです...ほんと細かくてすいません...よかったら参考にしてくださいっ (10月11日 7時) (レス) @page24 id: ef138240e8 (このIDを非表示/違反報告)
メイリュー(プロフ) - namiさん» コメントありがとうございます！更新を止めない様に頑張ります！ (2022年1月16日 15時) (レス) id: e92fbb5050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メイリュー | 作成日時：2022年1月12日 11時
