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第059夜 ページ10

納得いかない表情をするコナンくん。




「……わかりました。まずは爆弾を探しましょう。
全ての爆弾を見つけ、解除したら、また考えましょう。」


「………そうだな。」




コナンくんを説得でき、私達は次の行動へ移す事になった。




「オメー等、まさか喫煙室には入ってねーだろーな」




コナンくんの問いに子供達は“えっ”という表情をした。


その顔を見ると行ったみたいね。
……待って、テロリストは喫煙室だけでなく、と言っていた。つまり喫煙室に細菌が撒かれていだと言う事。


私は元太くんを見た。
確かあのウエイトレスさん、喫煙室に行ってたよね。
ウエイトレスさんがくしゃみをして元太くんに掛かった。
それでも発疹は出ていない、移らなかった?
それともまだ潜伏期間……?




「大丈夫ですよ…僕達中には入ってませんから」


「ボツボツだって出てないしね!」


「それより爆弾、どうすんだよ!」




子供達の勇敢さ、って言うのかな。それとも危機感がないって言うと失礼かも知れないけど、その前向きさが何だか力になるな。




「コナンくん、今は爆弾を見つけましょう」


「あ、あぁ…爆弾は全部で4つだ。その内の2つは下の通路の後ろ半分。燃料タンクの近くが1番怪しい。オメー等……その爆弾を見つけ出せるか?」


「勿論です!」


「ただし、見つけてもゼッテー触るんじゃねーぞ!
すぐ俺かA…姉ちゃんに知らせるんだ。それと、少しでも具合が悪くなったら言うんだ、いいな?」




子供達は“うん!”と返事をして爆弾を探しに行った。

少し迷ったがコナンくんは姉ちゃんと呼んだ。
しっかりしてるなぁ、と思いつつ私は隣にいるコナンくんに視線を向ける。




「大丈夫。…きっと大丈夫です。信じましょう」


「…そうだな。お前も何か合ったら言えよ
犯人達がどうしてお前を狙っているのかわからない以上、自分から犯人達の前にだけは出るなよ」




苦笑いを溢しながらコナンくんには本当に敵わないなぁと心で呟いた。

私は「努力します」とだけ言い逃げるように爆弾を探し始める。
コナンくんと分かれて通路を歩く。




「あの嫌な予感の正体が、あれ…?
もし、家が関係しているとしたら…巻き込んでしまう。それだけは避けなければ……」


「見つけた。着いてきて貰おうか」




目の前に居たのは黒い服を纏った人。
そしてそいつの持っていた無線が鳴り“キャットO居たか”と聞こえた。

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メイリュー(プロフ) - noppiさん» コメントありがとうございます!!不定期ですが更新していきますので宜しくお願いします!! (10月5日 13時) (レス) id: e92fbb5050 (このIDを非表示/違反報告)
noppi(プロフ) - 続きも見たいです(*^▽^*) (2022年5月5日 15時) (レス) @page10 id: a056ba0898 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:メイリュー | 作成日時:2022年4月12日 14時

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