目撃者 ページ6
総務部長と僕、そしてAと橘さん
それに先程やって来た東ビルサービスの社長
その5人でのミーティングルームは、少し空気が重く
大まかに事情を聞いている総務部長が話を進ませていった。
｢私が聞いているのはこういった感じでして。
現場のギャラリーが集まってきてしまった為、私が二人をこちらに呼びました｣
｢そうですか……申し訳ありません。｣
部長が東社長にそう説明すると、東社長は申し訳なさそうに頭を下げた
｢ですが、東社長？
こちらの清掃員さんからはまだ何もお話しいただけてなくてですね｣
｢何も……？｣
｢はい。
こちらとしても、いつもお世話になっている清掃員さんですので
一方的にはこちらの清掃員さんを責めることも出来ないと言いますか……｣
｢っ……｣
部長はそう言ってAに視線を向けると
少し困ったようにため息をついた。
すると、Aはその視線を総務部長へと向けた
｢ですので、先程うちの課のものを使って
先程の現場にいた社員を探させています。｣
｢っ！？｣
｢あぁ、そうですか……｣
部長の言葉に驚いたように顔を上げた橘さんと
それとは反対に、少し表情から緊張が解けてきた東社長
部長が話を続けていると、部屋のドアからノックの音が聞こえてきた
コンッ！コンッ！
『部長っ！来て頂きました！』
部長は直ぐに立ち上がるとミーティングルームのドアを開け
入り口で立ったまま、何やら事情を聞いているようだった。
｢えぇ……先程の現場に最初からいた社員に今来て貰いましたので、初めから話して貰いたいと思っているのですが……良いでしょうか？｣
僕らに同意を求めた部長
僕も東社長も直ぐに返事をしたけれど
橘さんはハンカチを口に当てたまま俯いていて返事は返さず
Aを見れば、少し困ったように橘さんを見ていた。
｢では、ちょっとその社員に入って貰いますので
どうぞ？｣
『はい』
部長が部屋の外にいる社員を招き入れると
小柄なメガネをかけた女子社員と、それをサポートするように男性社員が入ってきた。
｢私はこちらの社員の上司です。彼女は新入社員ですので、付き添いで来ました｣
男性社員は、その小柄な女子社員に目配せをすると
その合図で自己紹介を、始めた。
｢広報部の田山と申します。今回、偶然あの場にいました。
人事部の方に目撃者を探していると伺ったので
まいった次第です。｣
その社員は小柄ながら、とてもしっかりした子だった。
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alexis(プロフ) - 裕さん» 全くですねー(^^*) (2020年11月18日 19時) (
レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» 我が道をいく。って感じです(笑) (2020年11月18日 10時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
alexis(プロフ) - 裕さん» ここでも結婚。現実でも結婚…。あのマンネのチャンミンが……。5人の中では一番、芸能人らしからぬ(？)神経の持ち主で極めて特別じゃない、いえ、それこそ特別な、そしてシビアな男子。裕さまはリーマン･チャンミンを描きながらもリアル･チャンミンかと感じてます。 (2020年11月12日 23時) (レス) id: 25d3b6e52c (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みきぽんさん» シム家の長男ですからねw (2020年11月11日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» まぉ、頑張れ。ってことでwww (2020年11月11日 11時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2019年11月4日 17時
