不器用な少女【HUNTER × HUNTER】 (ページ8)

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Ⅶ話.銀髪ページ8

「どなるな体力を消耗するぞ何よりまずうるさいテストは原則として持ち込み自由なのだよ！」

「…………」

「ねぇ君歳いくつ？」

「もうすぐ12歳！」

「そっちは？」

『よくわかんないからそっちで決めていいよ』

「俺と身長近いし同い年でいいんじゃないかな！」

「おっけじゃあ12歳ね」

「…ふーん」(同い年…ね)

「やっぱ俺も走ろっと」

「かっこいー」

『うわっすっげ』

「俺キルア」

「俺はゴン！」

「私はA」

「オッサンの名前は？」

「オッサ…これでもお前らと同じ10代なんだぞオレはよ！！」

「ウソォ！？」

『……！？！？』←驚きを隠せない顔

「あー！！ゴンまで……もぉ絶交な！！」

「結構走ったかな」

チラリと腕時計を見る

そんなことよりレオリオださっきから息を切らしている

「大丈夫？」

親指を立てるレオリオ。とても大丈夫そうには見えない

ドサッと何かが落ちる音がした

反射的に後ろをむく

「レオリオ！」

「ほっとけよ遊びじゃないんだぜゴン」

『…………』

「ハッ……ハッ…ハっ」と無数に汗を流すレオリオ

すると

「…………ざけんなよ」

「絶対ハンターになったるんじゃあー！！くそったらあー！！」

『まだ走れたんだおんぶしてあげようと思ったのに』

ゴンが釣竿を取り出しレオリオのカバンを取り上げた

『すんげぇ』

「おー！かっこいー」

「俺にも後でやらせてよ」

「スケボー貸してくれたらね」

60㌔地点通過脱落者いまだ０名

『階段かよ…』

「さてちょっとペースをあげますよ」

地上への階段中間地点脱落者37名

「いつの間にか1番前に来ちゃったね」

「うんだってペース遅いんだもんこんなんじゃ逆に疲れちゃうよな」

「キルアはなんでハンターになりたいの？」

「俺？別にハンターになんかなりたくないよものすごい難関だって言われてるから面白そうだと思っただけさでも拍子抜けだな」

「ゴンは？」

「俺の親父がハンターをやってるんだ親父みたいなハンターに鳴るのが目標だよ」

「どんなハンター？親父って」

「わからない！」