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「Aちゃん!!」
食事を終えて、次にイルミネーションのいい所があるからと車へ案内された時
いつもの私の名前を呼ぶ声が聞こえて其方に向けるとそこには五条くんがいた
「迎えに来た、帰ろ」
息を切らした五条くんに手を引かれそのままバランスが取れなくて胸に飛び込んだ
いきなりの事で言葉が出ない
なんで彼がここに居るの?
「君!急に何なんだ!?」
いきなり現れた五条くんにお見合い相手の男性は困惑して私と五条くんを交互に見合う 突然の乱入者に私も何が何だかさっぱり分からない
「何ってこの人に惚れてる男ですけど?悪いけど奪いに来ました」
ぎゅぅっと五条くんが抱きしめるせいで未だ五条くんの胸の中で身動きが取れないでいる 心臓がバクバクしているのがわかる
「Aちゃん、なんでって顔してる。硝子に全部聞いた、俺の予定断ってお見合いしてたんでしょ?Aちゃんこういうタイプが好みなの?俺の方が良くない?」
頭をポンポンされて顔を覗き込まれてるけど恥ずかしくて顔をうずめる
「あはは、顔真っ赤。可愛すぎ。」
「おい君!嫌がってるだろう、彼女を離しなさい。まったく誰だか知らないけどAさん、さぁ彼から離れてこっちに。」
さぁと相手が私と五条くんを引き離そうと近づくとよっと私を抱きしめながらいとも簡単に避けて交わす五条くん
「だから奪いに来たって言ってるじゃん?」
『えっ?ちょっ、ちょっと待って!きゃっ!!』
「それじゃ俺の彼女貰っていきますね」
五条くんに抱きしめられたまま今度は横抱きに持ち上げられてその場から逃げた
恥ずかしくて五条くんの制服をぎゅっと掴んで赤い顔を隠すようにまた顔をうずめた
「ねね!見て!あれって何かの撮影?」
「えー!?なにあれ!てか男の方めちゃくちゃイケメンじゃない!?」
「あの顔面にお姫様抱っこしてもらえるとかどんな徳を積んだらなるわけ?」
「女の人もモデルさんみたいだしやっぱり撮影かなんかだよ!」
「ママぁー!みて!おうじさまとおひめさまがいるぅー!!」
きゃあきゃあと周りから聞こえてくる声に余計顔が赤くなっているのを感じる
『五条くん早く下ろして…』
「えー、もうちょい見せつけてやってもいい???」
『恥ずかしくて心臓もたない…。』
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ナミ - コメント失礼します。すごく面白いです。更新頑張ってください! (2023年4月7日 22時) (レス) @page9 id: cbde72f558 (このIDを非表示/違反報告)
かおりこ - ま、まさかここで止まるとか、続きを楽しみにしています。 (2021年1月2日 20時) (レス) id: e8981eeecf (このIDを非表示/違反報告)
* - 悟かわえぇ………… (2020年12月30日 17時) (レス) id: 6b62d85a2c (このIDを非表示/違反報告)
むにえる(プロフ) - ななさん» 閲覧ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです泣 (2020年12月19日 13時) (レス) id: 4151135e98 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 気持ちがズッキュンズッキュンしました。ありがとうございます!!! (2020年12月18日 1時) (レス) id: c6d407f0e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たろち | 作成日時:2020年12月11日 0時