TVの前にいたはずが気がつけば呪力宿ってた【呪術廻戦】

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五条悟。





私はこの名前を嫌という程耳にしてきた。





私の妹は、この五条悟を推している。
家に帰れば五条悟。
一緒にお風呂に入れば五条悟。
ベッドの中でも五条悟。





まぁ可愛いものだ。
2次元キャラに憧れを抱くのは。
それに関して私はとやかく言うことはなかった。






五「見る感じ高校生？なのかな。
君は今何をしているの？どうしてここに？」






こういう見た目ですが一応成人してますけど。






突っ込みをいれようとしたが、
そんなことは今はどうでもいい。






きょとんと首を傾げてこちらをまじまじと見つめられる。目は見えていないが。







そうだ、理解した。
これはきっと夢の中だ。


呪術廻戦を観てこたつで寝落ちしてしまったからきっとそのまま夢をみてしまっているのだ。



夢なら痛みを感じないはず。






「……っ痛い……なんでぇ…」






思いっきり自分の頬をつねると、
強烈な痛みが襲ってきた。






夢だからと容赦なくちぎれる程強く引っ張った。
痛い。ものすごく痛い。なんで。







なんで。








五「おーい、大丈夫〜？
とりあえずね〜、
君をこのまま見過ごす訳にはいかないんだよね〜」








目の前の男はニコリと笑った。







「は、はは………」







一体何がどうなってこうなってしまったのだ__

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