突然ですが、ぼくたちの王になってください！

バンの弱点 ページ26

しばらく歩いているとバンに立ち止まった。

ラグナ：「ついたの？」

ヒロ：「はい、ここがキリトさんの部屋です。」

ラグナ：「何してるのかな？」

ジェシカ：「新しい式神でもつくってるんじゃない？キリト、式神つかいだし。」

ラグナ：「へえ…」

式神つかいか…強そうだな。頼りになりそう！

バン：「キリトー！入るけどいいかー？」

ガラッ！

すると、部屋の扉があいた。

すると、金髪で背が高いけど猫背の男の子が出てきた。こいつがキリトかな？

キリト：「ったく、うるさいね。何の用だ？」

バン：「キリト、炎が欲しいんだ！」

キリト：「また、水にぬれたのか？

　 ちょっとぬれたくらいならあげないよ。」

薄ら笑いを浮かべながら言った。

バン：「それはひどいよ！ちょっとでも水がかかると

　 おれの妖力が消えた状態なっちゃうのは知ってるだろ！！」

バンは必死そうに言った。不謹慎だけど、ちょっと笑える←

キリト：「冗談だよ。ちょっと待ってろ。」

すると、キリトは部屋に戻った。

ラグナ：「へえ…バンって水にぬれると妖力なくなっちゃうんだ…

　 凄い弱点だな…水出す妖怪が敵だったらヤバいじゃん。」

ヒロ：「そういう時はご主人様が守ってください！」

ラグナ：「守られるのは嫌いだけど、君たちがわたしを守るんじゃなかったっけ？」

ヒロ：「でも、バンさんがやられるところは見たくないでしょう？」

ラグナ：「ま、まあ…」

キリトの式神→←変？

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西 - この方角に福があるはずです

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