EXO-NO- (ページ20)

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RAIN DREAM‐last- ページ20

「Aさん」

なんでここに、、、、

‐ヒョンがこんな風な店さがしてるんだ‐

あ、もしかして

「Aさん、、ひさしぶり」

「クリス君、、、もうお店はしまったの明日来てね＾＾じゃあ」

「まって」

‐カツカツ
クリス君を無視して進む

突然のことで頭がついていかない

「ッイテ」
ヒールでくじいてしまった

最悪だ
ついてない

「大丈夫？Aさん、、、」

彼が私の目線に合わせるようにひざまずく

「クリス君、、、、」

「Aさん、、僕、、ずっと言えなかったけど、、、」
もう消えてしまったぬくもりがもどってくる

「っん」

「すき、、Aさん、、」

「私も、、、」

「ごめんおそくなって」

「ほんとだよ」

　

　‐僕ね最低なやつなんだ‐

‐なんで？‐

　‐好きな人がいるんだ、でも傷つける‐

‐なんで？‐

　‐僕が、、嘘をついてるから‐

2年前
彼が入ってきて1週間目
倉庫で泣いてた彼を見つけた、、、、

すっと隣に座って話を聞いた

‐でもさぁ、、好きな人は騙されてるの知らないんでしょ？‐

　‐うん。でもいつかは、、、‐

‐その時言えばいいんじゃない‐

　‐え？‐

‐もしもその子がクリス君を本当に愛してるならなんとも思わないよ‐

　‐嘘つくのに？‐

‐たぶん、愛ってそういうもんだよ‐

その次の日
クリス君がずっと笑顔で昨日のことが嘘のようだった。

　 END