【刀剣】三日月宗近と鶴丸国永の子供【乱舞】

刀剣が六振り ページ8

〜一方、その頃〜



「琥珀よ、この物音はなんだ？俺には理解不能だ」


『きっと政府の奴らがあの女を連れていったんだよ』


あの審神者が連れていかれている時に夜伽部屋の地下牢にこの幼子達は居た

蒼く煌めく髪に鼻筋の通った美しい顔。
まさに【三日月宗近】そのものに似た美しい男子

そして、その美しい男子の傍らに座る、雪よりも白い髪と肌色に琥珀色の輝く目を持つ顔。
【鶴丸国永】そのものに似たこれまた美しい男子であった

この二人は…イヤ、【二振り】はあの連れていかれた審神者の悪徳により、それぞれ夜伽部屋の地下牢へ……離れにある仕置き部屋へと囚われていた

だが、傍らにいる男子は仕置き部屋へ連れていかれたとある打刀により救われて、この騒動を巻き起こした

つまりは、審神者が連れていかれた理由のほとんどがこの男子の活躍だ…ということだ


「……琥珀よ、あの女が連れていかれたら本丸は……俺達はどうなるのだ？」


『安心しろよ、清近 俺はもう手を打ってあるから！』

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ラッキーカラー

あずきいろ

今日の和歌

あひ見まく 星は数なく ありながら 人につきなみ まどひこそすれ

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