短編達の集まり【浦島坂田船】【BL】 (ページ10)

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愛の麻薬故に・skur ページ10

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『好き、、だよ。好き、好き、愛してる』

でも君は全然俺の方を見てくれない

全く、素直じゃないなぁ

でも安心して？この間イイモノ見つけたんだあ

だから、何も気にしなくても俺達愛し合えるよ！

『さかたぁ、、？』

さ「…どうした？うらさん」

『ううん！ねー坂田。俺のこと好き？』

さ「大好きやで」ﾁｭｯ

『えへ//ありがと！』

良かった、薬が効いてるみたいだ！

やっと素直になってくれた

因みに俺が使ったのは通常の約5倍の惚れ薬

なんか説明書読んだけどどーでも良さそうだったから無視した

危険⚠
決して1度に瓶の中身を全て使わないで下さい
使った場合、最悪の場合死亡する可能性があります。

＿＿
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今日で惚れ薬を坂田に盛ってから3ヶ月

なんだか最近坂田の様子が可笑しい

いくら話しかけても上の空

それに前はあんなに俺を求めてくれたのに今は全然だし、、

うーん……薬の量が足りなかったのかな

でも、もう残ってないんだよな、、

さ「うら、、さ、ん？」

『坂田！どうした？頭痛い？』

さ「んーん、、なんかふらふらす、、る」

『えっ！？坂田！兎に角救急車！』

そして医者から告げられたのは

何らかの原因によって脳に異常が見られ意識が戻らない可能性が高く、死亡する可能性が高いこと。

もし戻ったとしても記憶の1部を失っている可能性があるということ。

ということは、、また坂田と話せなくなるの？

そんなの嫌だよ。

坂田が、坂田がいなくなるこの世界で俺は何をしたらいい？

坂田がいなくなってしまうのなら、俺が生きる意味はなんだ

坂田がこの世から居なくなるのなら、いっそ俺もこの世から消えてしまおうか、、

『さよなら、俺が愛した人。俺の愛しい人』ｸｽｯ

ｻﾞｸﾘ
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ﾊﾟﾁｯ
さ「、、ん？ここ何処？」

この話はこれで終わりです！

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