-Give me...106 ページ32
優side
翌日。
寝ている間に兄貴からメールが入っていたようで。
"数日間休め"の一言だけ。
俺じゃなくて兄貴がだろって思ったけど、
今日もAへの差し入れを届けに行こう。
その為にも早く家を出ないとな。
『よし…』
手早く準備を済ませて家を出る。
手紙も渡せることが出来ることが分かったから、
今日からは手紙も一緒に渡す。
一瞬外を歩けるかと心配になったけど、
俺みたいな一社員には目もくれてなくて。
まぁ高田のウェブサイトに載っているのは
じいちゃん、親父、あとは次期社長の兄貴だけ。
少し寂しいけど、今はそのおかげで普通に街を歩けている。
『…あ、』
いつものショッピングモールを歩いていると、
Aの好きなショップがある事に気が付いた。
"優くん見て見て!!
このクマのぬいぐるみ可愛くない?"
"子供かよ。"
"もう…だって可愛いもん。"
"クマばかり見てたら嫌だから買いません。"
『今日はこれにしようかな。』
中々男一人で入っていくには気恥ずかしかったけどさ、
Aの為なら、全然気にならなかった。
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ことね(プロフ) - 更新待ってます^^* (2020年5月18日 3時) (
レス) id: 3833e24bd0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 更新出来たらお願いします（ ; ; ） (2019年6月17日 5時) (レス) id: 44b3415f4f (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きがとても気になります！更新頑張ってください！ (2018年4月16日 19時) (レス) id: 65709a403e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◆萩森奈々未◆
| 作成日時：2018年4月1日 19時
